以前もこのコーナーでお伝えしましたが、たくさんの人が一つの会場で同じ時間を過ごすライブというエンターテインメント。
そこに至るまでの背景は、人の数だけあるわけで・・・。

福岡県久留米市・このちゃん（１９歳大学生）
いつもラジオを楽しく聞かせてもらってまいます。
私は、6月9日に福岡である福山さんのライブに、
母と姉と3人で行くことになりました。その日は私の20歳の誕生日です♪

普段は鹿児島に住むシングルマザーの母ですが、
いつもはとても忙しく、県外へ出て一緒に出かけるという機会はなかなかありません。
そんな母の偉大さを、大学生になって自分でアルバイトをして
生活するようになってから、日々感じています。
そんな母へ社会人の姉が福山さんのライブチケットをプレゼントしてくれました。
ここまで私たちを1人で育てあげてくれた母や、3人が共通して好きな
福山さんのライブチケットをプレゼントしてくれるような優しい姉に感謝です。
6月9日のライブ楽しみにしています！！！

・・・どうよ、泣いちゃう！
この思いやり！！
俺、１９歳、２０歳のころに思いやりあったかなあ！？
今あるのかなあ。。。

思いやりがなかったとは思いたくないけど、家族そろってライブに行こうというのはありませんでしたけど。
親への感謝とか、ありがたみとかは感じていたけど、それを表現するには至っていなかった！
想いがないかといえば、あったとは思うんだけど。

と、しどろもどろに思い返す福山さん。そして続けます。

・・・このちゃん、お母さん、お姉さんと３人にファンでいただけるというのもうれしい！
楽しんでいただけるように、福岡でのライブにのぞみます！

メッセージを送ってくれたこのちゃんは、ライブ当日が２０歳の誕生日。
福山さんも自身のそのころを思い出していました。

・・・自分の成人式の日、覚えています。
当日、始発の時間に中目黒駅にいました。
レコーディングをしていたけど、一晩通してスタジオ作業をしても全然思ったように歌えず、ドヨーンとした気持ちで中目黒駅のホームで見たのは、美容室で成人式の着付けをしている女の子の姿でした。
福山さんも渋谷区の成人式に出席できる立場でしたが、だれも知り合いはいない、そしてめちゃめちゃ落ち込んでいる、そんなことから出席はしませんでした。
華やかな晴れ着、自分とのコントラストの強い日だな、ということを実感したのだそうです。

でも、今振り返ってみると、良いことだなとも思うそうです。

なぜなら、自分がやりたいと思って東京に出て、かなえたいと思った音楽デビューに邁進している。
その日はうまくいかなかったけど、チャンスがあってチャンスの中でもがいている。
今の僕だったら、ハタチの僕にラッキーじゃないか、そんな風に言いたいと思っています。

へこめる環境にあるだけラッキー。
世の中には、やりたくてもできないやつがいるし、東京にはそのスタートラインに立てない人もいるわけで。
だんだん、しみったれてた当時の自分にムカついてきました笑
そんなしみたれってた僕も、みなさんのおかげで、いま、ステージに立つことができます！
　・
　・
　・
そんな風に、ハタチの自分を振り返りつつ、ライブにのぞむ想いを語ってくれた福山さんでした。
全国ツアー、年末の大感謝祭、そして１０月、ふるさと長崎でのフリーライブと、たくさんの人が集います。
アナタは、どんなきっかけで、そしてどんな想いで福山さんのライブに参加するのでしょう？
全国ツアーの感想と合わせて、番組ホームページにお寄せください！