成人の日を前にお送りした、福のラジオ📻

学生や１０代の社会人世代のお悩みに耳を傾けアドバイスする【ねえ聞いて、まさはっさん】スペシャルでお送りしました。

東京都立川市・どもんくん（１９歳）
昨年7月、生まれて初めての彼女ができました。
大学のサークルで出会った一つ年上の2年生なのですが 、告白したらまさかまさか奇跡でOKでした。

付き合って順調なのですが…問題がひとつ発生してしまっています。
ズ・バ・リ
彼女が、ものすごく人の悪口を言うということです。

2人でいる時に愚痴のような感じではありますが、バイト先の人のことや友人のこととか、サークルの先輩のことを言うことが多くて、僕にしょっちゅう悪口を言います。
最初はじっと聞いていましたが、あまりにも止まらないので 、
「あんまり悪口言わない方がよくない？」
と注意するように言ってしまいました。

そしたら彼女から
「他で言ってないんだからいいじゃん。聞いてくれてもよくない？」
と強めに言われました。
「普通、誰でも悪口言ってる。それでストレスを発散してる！」と
正論のように言われてしまいました。

僕が聞いてあげることで済むのならと、ちょっとは聞こうかと思いましたが、友達の書き込みとかもエゴサして見つけに行って、わざわざ悪口を言ったりしているのを見ると、やっぱり食い止めたいなとも思います。

福山さんの周りには悪口ばっかり言う人はいますか？

福山さんならどう切り抜けるかを聞かせてほしいです。

悪口を聞くのは僕のメンタルもちょっときつくなっていますが、 どうすればいいと思いますか？

「彼女さんは、（悪口を言っている）自覚はあるようですよね」と福山さん。

そのうえで・・・
悪口を言うのが好きな人はいるけど、悪口を言う側は、それを聞いてもらえる技術を持つのが大事なんですよ。
技術をもたないと、どもんくんのように聞いている側がきつくなってきます。
聞いていて、心地よくなるような悪口を言ってくれないと。

たぶん彼女は、他で言っていないんだから聞いてよ、という彼氏と彼女という関係性においての特権を利用しているわけです。

どもんくんが彼女に言った方がいいのは、
「他で言っていないから、ここで悪口を言うんだ」という形だと自分に負荷がかかってしまうということ。
たぶん、悪口の技術が低いのだと思います。
言い方、語彙力、表現が低いために楽しめないし、ココでしか言えないんだという考え方が、そもそも面白くないのではないかと。

悪口っていうのは、いちばん技術の要るトークなんです。
悪口は技術だ！

だから、みんな悪口を言わないのだと思います。
言ってもいいんです。
でも心地よく、持続可能な、再利用可能な、質の高い悪口を追求しないと。
単純にストレス解消のために言うのではなく、人に聞いてもらうのであれば、人にやさしい悪口にする必要なのではないでしょうか？
　・
　・
　・
“人の心に優しい悪口”
どもんくんは彼女に、悪口の真髄を伝えることはできるでしょうか？

若者のキミ、悩みごとは【ねえ聞いて、まさはっさん】のコーナーでいつもお待ちしています！