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福山雅治 福のラジオ

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放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

2016/01/21 update
こんにちは〜♪
1月16日の土曜日14時!!
センター試験の真っ最中にお送りした福のラジオ。
いよいよ受験シーズンが本格スタート、
一年でいちばん寒い時期です。
体調に気をつけてがんばりましょう!

そんな中、体がポカポカするかもしれない!?シリーズ、
さまざまな“はきゅん!”エピソード、戴いています。
今回はその中から、女性が女性にときめいた!
そんなエピソードをご紹介しましょう。

東京都 会社員 あいりんちゃん(25)
私のはきゅん!体験、相手は大学時代の先輩です。
 大学で入ったテニスサークルで2学年上に、
 同郷の愛媛出身の先輩がいたんです、
 会った初日に

 「あいりん、同じ愛媛なんだ、じゃあ今日から私の妹ね」
 って突然言われてはきゅん!
 初めて頭をよしよしされて、初めて女性相手にはきゅん!
 
 それから先輩は、本当の姉のように私を助けてくれました。
 ホームシックになってしまった時も

 「あいりん、ここにお姉ちゃんがいるよ、なんで寂しくなるの?」
 と励ましてくれて、1人で寝るのが寂しかった私を
 何日も泊めてくれてはきゅん!
 先輩と過ごしたのは2年間。
 本当に優しく甘えさせてもらい、私もお姉ちゃんと呼んでました。
 私はリアルには長女なので初めてお姉ちゃんができたみたいで、
 本当に嬉しかったのを覚えています。
 卒業式のあとの飲み会は大変でした。
 先輩は就職で大阪に行く事になり、
 私は離れたくないと泣きじゃくっていました。
 でも、その時も先輩は

 「あいりん、会いたい時はいつでもくるって、だって姉妹なんだから」
 といって私をなでてくれました。
 そしておでこをくっつけて

 「あいりん、卒業しても、あんたはあたいの妹、
  ずっと忘れんじゃないよ」
 と言われた時は、すべてが崩壊して抱きついてしまいました。
 それから先輩とは仲良くさせてもらっていて、
 私はいま八王子にいるのですが、年に2、3回は一緒に飲んでいます。


まぁ、あたいとは書いてないんだけど、
雰囲気としては、あたいだよね笑
じゃあ、今日からあたいの妹ね」みたいなセリフって、
映画とか漫画とか、ウルルン滞在記くらいしかないでしょ。
「今からお前は俺の息子だ」みたいな感じ。
滞在初日に名前を勝手に付けられるっていうやつ。
「お前はオッティマという名前だ」みたいに笑
で、帰る時には号泣する。
おでこをくっつけながら
「この村を出てもオッティマは妹だ、忘れるんじゃないよ」
そういう世界でしか見たことないですよねー。


そしてもうひとつ、女性が女性にはきゅん!
埼玉県 主婦 みなちゃん(40)
私がはきゅん!とした思い出、
 それは美容師として働いていた20代の頃の事です。
 専門学校を卒業して、学校の求人にあった美容院に就職。
 他の求人よりもすこしお給料がよかったその求人は、
 私より21歳も上の先生が切り盛りしていた
 個人経営の美容院でした。
 前のアシスタントの人がやめたということで求人を出して、
 そこに私がやってきたということです。

 就職したといっても先生と2人だけの付き合いなので
 すぐに怒られるようになったし、
 私もすぐに反抗するようになって、
 親子みたいな付き合いになり ました。
 専門学校の同期達が行った若者向けの美容院とは
 あからさまに違いすぎました。
 2年たった時、やっぱり私も若い人向けの美容院に行きたいと思って
 先生の都合も考えず、突然止めて、
 他の店舗に転職してしまったんです。
 23歳のときでした。
 新しいお店での仕事はそれなりに刺激がありましたが、
 驚いたのが先生のテクニックに勝る人がいなかったこと。
 みんなおしゃれなカットできてるんですが、
 先生の細やかなテクニックにはかないませんでした。
 1年間働いたとき、先生のお店にいた方がスキルが磨けると思い始めて、
 勝手にたまらなく帰りたくなりました。
 
 でも一方的に辞めたので戻りづらくて、ずっと悩んでいました。
 そんなあるとき、やっぱり先生のところに戻りたいと思い、
 先生のお店の前で先生が出てくる のを待ちました。
 閉店時間、先生が私を見てびっくり

 「どうしたの?」
 と聞かれ、いろんな思いがこみ上げて泣きながら、
 「もう一回先生の所で働きたいです」
 とお願いしました。
 そしたら、先生は私の頭をぽんぽんと叩いた後、
 ぎゅっと抱きしめてくれました。
 そして、

 「みな、おかえりなさい、他のお店で学んだ事を
  うちのお店で活かしてくださいね」
 といい、すでに他のアシスタントを1人雇っていたのに、
 私を雇ってくれたんです。
 家族と同じくらいの暖かさを頂きました。
 それからは夢中で働きました。
 30歳で結婚して、妊娠して辞めるまで先生の元で勉強して、
 カットも担当さ せてもらいました。
 今も時々、先生が忙しい時はヘルプで入っています。


頭ぽんぽんなんだね。
この動さ“あたぽん”でいかがでしょう?
壁ドン、あごクイ、肩ズン、あたぽん笑
あとは、おでこピタッは“デコピタ”

それにしても、一度勝手に辞めていった人を、
再び優しく迎え入れる、これはなかなか出来ないでしょ。
たとえば構成作家今浪さんのもとに、
地方からでてきた若者が作家になりたいって入ってきて、
その人が勝手に辞めちゃって1年後にもどってきたとして・・・
あたぽんしてギュってできる?

作家・今浪: まったくできないですね!

でしょ!?
俺たちみたいな醜い人間は
一回出て行った人間に対してものすごく冷たいね。
受け入れる前にまず説教でしょ。
どのツラ下げて帰ってきたのって!
「おかえり、おかえり、おかえり、
 他の店で学んだ事を今度は、うちのお店で活かすんだぞ」
って、あたぽんなんてありえない!

今浪さん: その度量がすごいですね。

これができる男は社長だね、社長の器だね。
俺はできない! ちっちゃいです!
このコーナーは、俺たちの小ささを顧みるコーナーなんだな笑
とまあ、ちょっと自己嫌悪ぎみのシメになりましたが、
同性が同性にはきゅん!したお話、
ひきつづき大募集中です!
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来週もまた聴いてくださいね♪



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