あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2019.01.25

Herbal Life33
冬のお部屋にかわいい緑のアクセント、エアプランツ

  • HerbalLife
土が不要なので場所を選ばす気軽に飾れる「エアプランツ」。形も可愛く、種類によっては花も咲きますので、育てる喜びと、飾る楽しみの両方を満足させてくれます。

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今回のハーバルライフは、愛らしくて不思議な植物「エアプランツ」の魅力と飾り方をご紹介しましょう。


置いても吊るしても楽しめるエアプランツ
エアプランツは南米産の植物。乾燥に強く育てやすいので、グリーンショップでも人気を集めています。形もユニークですが、葉から水分を吸収するので、土に植えなくても、木の皮の部分や岩などに根づいて育つことができるのです。たとえば、ガラス容器の中に小さな玉砂利を敷いたり、木片や綺麗な石を置いて、お気に入りのエアプランツを入れれば、素敵なグリーンインテリアになります。

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エアプランツは乾燥に強いので、容器に入れてそのまま、窓際や壁面に吊るして飾ることもできます。冬場は水やりも簡単で、1週間に1回ほど葉の部分に霧吹きで水を吹きかけてあげるだけ。少し振って余分な水分を落とし、元の場所に戻すだけで元気に育ちます。エアプランツのご馳走は何より、やさしい日差しと適度に湿気を含んだ自然の風。窓際の冬の陽だまりにぴったりです。

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大切なことは風と光と水の3つのポイントに注意すること。お部屋の中の風通しの良い場所や、陽だまりなどに置くのがおすすめです。ただし、直射日光や高温、高い湿気は苦手なので注意しましょう。同じ種類のエアプランツでも多様なものが売られていますから、飾る場所に応じて好きなものを選ぶ楽しさもあります。1年を通じて、気軽に緑を楽しめますので、春を待つパートナーとしてお部屋に招いてはいかがでしょう。

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TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。1月26日は、モデルの黒田知永子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。

2019.01.04

Monthly Flower2
1月の花「水仙」

  • MonthlyFlower
明るい未来を感じる、黄色の花。中でも、厳しい冬景色の中で鮮やかな黄色の花を咲かせる水仙は、春をいち早く予感させ、前向きな気持ちにしてくれます。

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毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月は、1年の初めに元気をくれる水仙の魅力をご紹介します。



明るい未来の花、黄色の水仙
水仙は地中海沿岸が原産地で、平安末期に中国から渡来したとされています。日本でも自生していますが、冬から春先にかけて開花することから、雪中花(せっちゅうか)とも呼ばれています。

白や黄色、オレンジなどの清らかな花を咲かせますが、中でも黄色の水仙は、一足早い春を感じることができる花として愛されています。「春は黄色の花から始まる」ともいわれ、黄色い花の50%は春に咲くとか。まさに、明るい未来を感じ、暖かな春を予感させる花といえますね。



新年に飾りたい水仙のおすすめアレンジ
明るい希望を感じさせてくれる黄色い水仙の花ですが、同時にすっと伸びた緑鮮やかな茎と葉も元気な気分にしてくれます。数本で1輪挿し風にアレンジしても、ボリューム感を出しても、上に向かってすっと伸びたその姿に、すこやかさと希望が感じられます。

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一輪挿し風アレンジ


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たっぷりの水仙をアレンジ


また、水仙は花がついた茎と葉の部分を簡単に切り分けることができます。茎を短くして花だけを束ね、ブーケのようにして小ぶりのガラスの花瓶に飾ると、可愛らしく華やかなアレンジが出来上がります。1、2本の葉を添えても緑が映えて、花が咲き誇る春の息吹が感じられます。

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ブーケ風アレンジ


水仙はとても香りのよい花ですが、強すぎると感じる方もいらっしゃるため、食卓ではなく、玄関や廊下、居間などに飾るのがおすすめです。新年のお客さまをお迎えする際、きっと、新春のひとときを幸せに彩ってくれますよ。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。1月5日は、モデルの黒田知永子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp/

2018.12.07

Monthly Flower1
12月の花「クリスマスローズ」

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クリスマスローズは、冬の始まるころから早春にかけて、様々な色や模様の花を咲かせる多年草。まさにクリスマスに咲くバラをイメージさせることから、その名前が付けられました。素敵な名前と愛らしい花は、冬のお部屋に飾るアレンジにぴったりです。

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クリスマスローズ


毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月はクリスマスローズの魅力をご紹介します。



冬枯れの庭を飾る「冬の女王」
冬枯れの庭に華やかな彩りを添えてくれる、クリスマスローズ。育てやすく寒さにも強いので、冬のガーデニングで人気があり、「冬の女王」や「冬の貴婦人」と呼ばれ愛されています。1年中緑の葉をつける常緑種で、花も1ヶ月ほどは楽しめるので、鉢植えとしても人気があります。実は、綺麗に広がった花びらに見えているところは「ガク」で、正式には「ガク片」と呼ばれている部分。もともとは白色が基調でしたが、品種改良により、ボルドー、グリーン、黄色など様々な色や模様を持つものが生まれました。水揚げさえ気を付ければ持ちもいいので、ブーケやアレンジで人気の花となっています。



クリスマスローズのおすすめアレンジ
白いクリスマスローズが手に入ったら、小さい花瓶やガラスの器に、水をたっぷり入れてアレンジするのがおすすめです。クリスマスローズに必要なのはたくさんの水。茎を短く切りそろえれば、水揚げが良くなり、花がより長持ちします。また、クリスマスローズは葉が立派なので、葉も残して飾りましょう。赤の器なら、鮮やかな緑とのクリスマスカラーで、テーブルの上を華やかに彩ります。

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白いクリスマスローズのアレンジ


また、白のクリスマスローズに赤のラナンキュラスを組み合わせたアレンジも華やかです。

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白いクリスマスローズと赤いラナンキュラス ガラスコップのアレンジ


花器に赤や緑のカップを使えば、パーティーなどでよりクリスマスらしさを演出できます。それぞれのお客さまの前に一つずつ置いても、テーブルのセンターにまとめて置いても、素敵なおもてなしになりますね。

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白いクリスマスローズと赤いラナンキュラス 色付き花器のアレンジ


クリスマスローズをお花屋さんで買った後は、すぐにたっぷりの水に活けておかないと、萎れてしまいます。万が一、萎れかけたら花全体を水に浸したり、茎の部分をお湯に浸けて置くと元気を取り戻します。容器に40度ぐらいの湯を用意して茎の先を浸け、お湯が冷めるまでしばらくそのままにしておくと、花がよく水を吸い上げるそうです。また、毎日の水替えと、痛んだ茎の部分を切り落とすことも大切。切り落とす作業も必ず水の中で行い、切り口に空気が入らないように注意しましょう。

キリストの誕生を喜ぶ少女の気持ちが花となって咲いた、というキリスト教の逸話にも登場する神聖な花「クリスマスローズ」。「追憶」「私を忘れないで」「いたわり」などの花言葉を想いながら、今年1年の感謝の思いを込めて飾りましょう。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。12月8日は、小説家の江國香織さんと井上荒野さんのお二人を迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp/

2018.11.02

Herbal Life32
色と香りを楽しみたい、秋に咲くバラの魅力

  • HerbalLife
都内有数のバラ園で知られる「旧古河庭園」では、ちょうど今、秋に咲くバラが見頃を迎えています。

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今回のハーバルライフは、秋に咲くバラの魅力と、秋ならではのバラのアレンジをご紹介しましょう。



「旧古河庭園」の秋のバラ
和と洋が調和した庭で知られる「旧古河庭園」。庭園の最大の魅力は、春と秋に美しく咲き誇るバラです。春と秋では、同じ品種のバラでもその花の色合いに違いが生まれます。朝晩の冷え込みが強くなる秋は、昼と夜との気温差により、花が本来持つ色がより鮮やかになり、香りもより強くなるのです。秋は、花一輪一輪の色や香りをじっくり楽しむのがおすすめの鑑賞法です。旧古河庭園で、秋に美しく花を咲かせるバラの品種をいくつかご紹介します。

20世紀半ばにフランスで生み出された「ピンクピース」は、華やかなピンクのカップ咲きが特徴で、フルーツ系の強い香りを楽しむことができます。

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ピンクピース


少しオレンジ色がかった朱色の大輪の花を咲かせる「ローラ」は、鉢植えでも育てやすい品種として知られています。

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ローラ



香りと色を楽しむ秋バラアレンジ
「ピンクピース」や「ローラ」のように、秋ならではの美しい色合いを楽しめ、お花屋さんで手に入りやすいのが、「オールフォーラブ」と「ヴィクトリアンシークレット」です。青みがかったキレイなピンクの「オールフォーラブ」は、秋に咲くバラならではの香りのよさも味わうことができます。「ヴィクトリアンシークレット」は、ややオレンジがかった独特の色合いを持つ、秋のバラの代表品種。花持ちもいいので、お花屋さんでも人気のバラとなっています。2色のバラの花をより引き立たせるため、なずなやアイビー、キイチゴの葉などの多彩な緑も一緒にアレンジして、秋の自然の中に咲くバラをイメージして飾りましょう。明るいグリーンの中でバラの色合いがいっそう輝きます。

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オールフォーラブとヴィクトリアンシークレットのアレンジ



気温が徐々に下がる秋は、より色のキレイな美しいバラが生まれます。澄んだ空気の中、庭園を散策しながら楽しむのもよし、お部屋に飾って楽しむのもよし。秋に咲くバラの色と香りに包まれて、優雅なひとときをお過ごしください。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。11月3日は、作家、エッセイストの下重暁子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


旧古河庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
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