あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2018.10.05

Herbal Life31
実りの秋のボタニカルアレンジ

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10月、季節は実りの秋を迎えています。ぷっくりと自然の恵みを蓄えた植物の実は、目にするだけで豊かな気持ちにさせてくれます。秋にふさわしい緑や黄色、オレンジに輝く実のアレンジ。そして、この季節のお楽しみ、ハロウィーンを意識したボタニカルなアレンジで、お部屋を彩りましょう。

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今回のハーバルライフは、秋の豊かな自然の恵みをお部屋で感じるアレンジを、オーダーメイドの花屋さん、OEUVRE(ウヴル)の田口一征さんに教えていただきます。


野ばらの実とコスモスのアレンジ
この時期、お花屋さんで手に入れることができる実ものが、「野ばらの実」や「山帰来」です。特に蔓が軽やかに伸び、可愛い実をつける野ばらはアレンジにおすすめです。合わせる花の色との調和を考えて、緑のものから、この季節ならではの少しオレンジに色が変わりかけたものなど、多彩な表情の実を選ぶことができます。また、実ものは一般に持ちがいいので、一緒に飾った花が傷んだら野ばらの実だけを残して、違ったアレンジを楽しむこともできます。さらに、その後にドライにしておけば、リースに使うこともできますよ。

まずは、野ばらの実と八重咲きの白コスモスのアレンジです。白コスモスは比較的大きな花が多く、花が重くて下向きになりやすいので、短めにして、小さめの花瓶に活けるのがポイントです。まだ青い緑の実と合わせると、明るく爽やかなアレンジを楽しめます。コスモスを選ぶときは、同じ大きさの花ばかりではなく、大小交えて揃えると、よりナチュラルな雰囲気のアレンジが楽しめます。

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野ばらの実と八重咲きの白コスモスのアレンジ


さらに、緑とすこし赤みがかった野ばらの実に、黄花コスモス(キバナコスモス)とセロシアを合わせ、少し華やかなアレンジを作っていただきました。明るいオレンジの黄花コスモスは、この時期、お花屋さんでも人気の花。セロシアは別名、「野鶏頭」とも呼ばれ、紫とピンクの彩りを加えてくれます。セロシアはドライにしても色がしっかり残るので、ドライフラワーにして楽しむのもおすすめです。

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野ばらの実と黄花コスモス、セロシアのアレンジ



秋のお楽しみ、ハロウィーンアレンジ
10月を迎えると、待ち遠しいのが「ハロウィーン」。ハロウィーンといえば黄色やオレンジのかぼちゃですが、そんなハロウィーンカラーをイメージした実と花のアレンジはいかがでしょう。秋のばらに合わせ、グリーンやオレンジ、黄色に実った実ものを加えます。ばらの実はちょっと大きめのローズヒップを選び、鮮やかな赤茄子なども入れましょう。ハロウィーンらしさをより出すためには、オレンジ系の色だけでなく、黒や紫の実もプラスするのがポイントです。黒鬼灯(くろほおずき)や色の濃いユニークな形の唐辛子で、ハロウィーンのお化けキャラクターをイメージ。華やかな中に楽しい形が見え隠れします。

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ばらと秋の実のハロウィーンアレンジ


田口さんによると、「実ものを積極的にアレンジに加えることで、花にない色合いや形が加わり、アレンジに広がりと深みがでる」とのこと。実りの秋、お部屋の中に実もののアレンジを飾って、豊かな季節を感じてみてはいかがでしょうか。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。10月6日は、歌手の野宮真貴さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


OEUVRE(ウヴル)
https://www.oeuvre-tokyo.com/
Instagram @oeuvre_tokyo

2018.09.07

Herbal Life30
ミニサイズのグリーンで楽しむボタニカルインテリア

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秋のはじまりに合わせ、お部屋に新しい植物を迎えて気分を変えてみませんか?可愛いいミニサイズのグリーンなら、一つ置いてもいくつか組み合わせて置いても楽しめます。

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今回のハーバルライフは、ミニサイズのグリーンの育て方や飾り方を、植物オンラインショップayanasの境野隆祐さんに教えていただきます。


初心者にもおすすめのミニグリーン
手のひらサイズのミニグリーンは、みずみずしい緑が印象的な葉物やユニークで可愛らしい形のものなど、種類もいろいろ揃っています。初心者でも手軽に育てられるものを選んで、飾ってみてはいかがでしょう。

まずは、幸福をもたらす精霊・キジムナーが宿る樹と言われている「ガジュマル」。根上がりの姿がタコの足のように見えることから「多幸(タコ)の木」とも呼ばれていますので、お祝いのプレゼントにもおすすめです。南方系の常緑の植物で、緑と愛らしい姿を1年中楽しめます。

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ガジュマル


葉っぱが扇状にすっと伸びた「アロエ・プリカティリス」は、育っていくと幹が立って分岐し、面白い姿にも成長します。「乙姫の舞扇」という別名もあるほど個性的で美しい植物で、ミニサイズでも一つ置くだけで、緑の存在感がいっぱいです。

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アロエ・プリカティリス


「ユーフォルビア・ソテツキリン」は、パイナップルのような姿が人気で、別名「ユーフォルビア・パイナップルコーン」とも呼ばれています。日本で生み出された交配品種ですが、南アフリカなどの砂漠地帯にもルーツを持っていますので、暑さと乾燥に強く、湿気と寒さには弱い植物。植物のバックグラウンドを知っておけば、育て方のヒントになりますね。

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ユーフォルビア・ソテツキリン



ミニグリーンの育て方のコツと飾り方
ミニグリーンを育てる大切なポイントは3つ。「日当たり」と「水やり」と「風通し」です。たとえ耐陰性(日照不足に耐える力)のある植物でも、光合成は必要です。できるだけ朝日が当たる場所や、昼間お部屋の明るい場所に少しでも置くようにしましょう。続いて、水やりの基準は表面の土の乾き具合です。季節によって温度や湿度は違ってきますので、朝に水やりをすると決めるのではなく、土の表面を観察し、乾いていたら水やりをするようにしましょう。水やりの際には、植物の周りの土の部分だけに水をかけるのではなく、ベランダやシンクに植物を置いて、シャワーのように葉の部分にもたっぷりと水をかけることが大切です。葉や茎に付いた汚れや埃を水で流すことで、緑が鮮やかになるだけでなく、虫や病気から守ることができます。そして、風通しの良さ。これからの季節、風も乾いて爽やかになります。気持ちよく吹く風を心地よく感じるのは人も植物も同じです。風通しのよい環境づくりを心がけましょう。

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さて、ミニグリーンはスペースをとりませんから、ちょっとした場所にグリーンコーナーを作るのもおすすめです。日当たりや風通しを考え、お部屋の中に植物のために最適な環境を見つけて、その場所をグリーンコーナーにしてはいかがでしょう。元気に育つ植物たちの姿は、私たちにも元気を分けてくれるはずです。植木鉢や容器をシンプルなものに統一しておくと、どんな並べ方をしてもバランスがとれ、お気に入りのグリーンスペースが作れます。お部屋の中の小さな植物園を楽しんではいかがでしょう。

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TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。9月8日は、エッセイストの群ようこさんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


ayanas
ayanasは、「さまざまな色や形が集まり美しい模様をつくる」という意味を込めた「彩なす」という日本語。住まい、インテリア、そこで暮らす人の趣味趣向が彩なす空間に合わせた植物を提案し、観葉植物、多肉植物、サボテンなど鉢植えの販売・ネット通販を行う。また、展示会、ショップディスプレイ、個人邸の植栽コーディネートや庭作りも手がける。
ayanas.jp

2018.08.03

Herbal Life29
ひまわりのアレンジで、夏を元気に明るく

  • HerbalLife
青空や太陽が似合う、夏を代表する花、ひまわり。黄色い花の色はビタミンカラーと呼ばれ、見る人を元気にしてくれます。色合いの異なる品種も揃っていますので、お部屋に合わせてアレンジしてはいかがでしょうか。

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今回のハーバルライフは、見ているだけで元気をくれる夏の花、ひまわりのアレンジをご紹介します。


ビタミンカラーに輝くひまわりの魅力
ひまわりの和名「向日葵」は、ひまわりが太陽の方向を向いて咲く姿から名づけられたとされています。空に向かって真っ直ぐに成長し、大きな黄色い花を咲かせるひまわりは、まさに夏の元気の象徴です。お花屋さんで購入できる種類も増え、鮮やかな黄色の「サンリッチレモン」、「サンゴールド」といった品種から、オレンジがかった豊かな黄色が特徴の「サンリッチバレンシア」、「サンリッチオレンジ」などがあります。ひまわりに魅せられた画家、ビンセント・ヴァン・ゴッホが描いたひまわりをイメージして作られた「ゴッホのひまわり」や、印象派の画家クロード・モネにちなんで作られた、レモンイエローの花を咲かせる「モネのひまわり」といった素敵な名前のものも。元気いっぱいに開いた花びらと、すくすく伸びた長い茎をもつひまわりは、明るく華やかで、夏のインテリアにぴったりです。


いろいろ楽しめる、ひまわりのアレンジ
外に咲いているひまわりほど大きくなく、お部屋の中でも楽しめる手頃なサイズのひまわりが「ビンセントタンジェリン」。気分をパッと明るくしてくれる、赤みがかった黄色が特徴です。10センチから13センチぐらいの大きさですが、飾る際は、できるだけお揃いの大きさの花を選びましょう。花瓶は涼しさを演出するために、透明のガラスのものがおすすめです。厚めの質感でどっしりとした感じの花瓶に、たくさんの本数を飾りましょう。まっすぐな茎のものだけでなく、あえて曲がったものを加えて、広々とした畑に咲くひまわりの自然の広がりをイメージしましょう。

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続いては、レモンイエローの「モネのひまわり」と、花に少し赤味がかかった色合いの「サンリッチライチ」を使ったシックで落ち着いたアレンジ。ちょっと大人っぽい印象で、新鮮なひまわりとの出会いを楽しめます。同じぐらいの高さで花を揃え、花の向きも同じ方向を向かせると、花との対話が楽しめます。ひまわりは洋花ですが、民芸調の花瓶を使うことで趣きが加わり、素朴で涼しい印象になります。

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ひまわりを活けるときに注意することは、茎が水に浸かっていると腐りやすいため、花瓶の中の水の量を控えめにしておくこと。ひまわりはとてもよく水を吸うので、こまめな水足しと水替えを忘れずに行いましょう。また、水に浸かっている切り口を水替え時にカットすると、その後の水揚げもよくなって、花も長持ちします。葉も傷みやすいので余計な葉は落としておくのもポイントです。

丸くて明るい、太陽のようなひまわり。まだまだ、これからが夏本番ですが、ひまわりのビタミンカラーで元気をもらい、暑さを乗り切ってください。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。8月4日は、作家の島本理生さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。

2018.07.06

Herbal Life28
ハーブドリンクで、暑い毎日をさわやかに

  • HerbalLife
暑い毎日をさわやかに過ごすために、ハーブのちからを借りませんか。冷たいドリンクで、ハーブの魅力を手軽に楽しみましょう。

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今月のハーバルライフは、ハーブ料理研究家の若井めぐみ先生に、夏におすすめのリフレッシュハーブドリンクをご紹介いただきます。


ローズヒップとハイビスカスは、ピーチと合わせて
美容にもおすすめのローズヒップとハイビスカスは、ふたつをブレンドしたティーバッグで手軽に楽しめます。

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左:ローズヒップ/右:ハイビスカス


真っ赤な色のアントシアニンとハイビスカス由来のクエン酸による酸味が味のアクセントとなって、気分をリフレッシュしてくれます。そのままでもいいですが、ピーチネクターを合わせれば、まろやかさが増し飲みやすくなります。ローズヒップとハイビスカスのティーバッグは濃いめに出すのがコツ。ピーチネクターを入れたグラスにティーを注げば、赤とピーチ色の層ができ、見た目もさわやかです。

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ローズヒップとハイビスカス、ピーチのピンクブレンドティー


<ローズヒップとハイビスカス、ピーチのピンクブレンドティー >
■材料(2人分)
ピーチネクター … 150cc
ローズヒップとハイビスカスのブレンドティーバッグ … 2個
熱湯 … 150cc

氷 … 適量
(飾り用)好みのハーブ … 適宜


■作り方
1. ティーポットにローズヒップとハイビスカスのブレンドティーバッグを入れて熱湯を注ぎ、5分おく。 

2. グラスに氷を入れて、ピーチネクターを半分まで注ぐ。 

3. 上からローズヒップとハイビスカスのブレンドティーを少しずつ注ぎ入れ、好みのハーブを飾る。 




フレッシュミントとシトラスは、ハーブソーダで
リフレッシュ効果のあるミントは、気分転換にぴったり。スーッとした味で暑さを忘れさせてくれます。ミントにはスペアミントとペパーミントがありますが、スペアミントは優しく柔らかな香りと味を、ペパーミントはスーッとした香りと味をより強く感じることができます。

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スペアミント


同じくリフレッシュ効果が期待できるレモンやオレンジなどのシトラスと合わせて、ハーブソーダで楽しみましょう。美味しく作るコツは、はじめにミントの香りをよく出しておくこと。 スペアミントとペパーミント、気分に合わせて、お好みの味を選んでください。

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フレッシュミントとシトラスのリフレッシュハーブソーダ


<フレッシュミントとシトラスのリフレッシュハーブソーダ>
■材料(2人分)
スペアミントまたはペパーミント … 軽く1掴み
ガムシロップ … 30cc
レモン汁 … 20cc
レモンスライス … 4枚
オレンジスライス … 4枚
炭酸水 … 200cc
氷 … 適量
(飾り用)
スペアミントまたはペパーミント … 少量
レモンスライス … 2枚


■作り方
1. グラスにミントとガムシロップ、レモン汁を入れてスプーンなどで押し、ミントの香りをよく出す。
2. レモンスライス、オレンジスライス、氷を入れ、炭酸水を注ぎ混ぜる。
3. 飾り用のミントの葉、レモンスライスを飾る。

※グラスの大きさによって分量は調整してください。


ハーブを楽しむ2つのドリンクは、味はもちろん、香りも見た目もさわやかです。夏こそ、ハーブをもっと積極的に生活に取り入れてみませんか。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。7月7日は、童話作家の角野栄子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


若井めぐみ(わかい・めぐみ)
料理家、ハーブ料理研究家。調理師、メディカルハーブコーディネーター、マクロビオティックセラピスト。一流ホテルでの調理補助や、六本木の隠れ家フレンチレストランのキッチンスタッフを経て渡仏。パリのパティスリー「Pain de sucre」にて修業。帰国後、日本の洋菓子店に勤務。その後独立。美味しくて身体にいい料理を追求しながら、現在は料理教室を主宰。
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