あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2019.05.24

Herbal Life37
バラの輝きを手作りポプリで楽しむ

  • HerbalLife
華やかに咲いたバラの花。生花で楽しむのも素敵ですが、ポプリにすることで、その姿と香りを長く楽しむことができます。お気に入りの容器に飾って、癒しのインテリアとしてはいかがでしょうか。

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今回のハーバルライフは、バラのポプリの作り方と飾り方をアロマクラフターの篠原由子さんに教えていただきます。



バラの手作りポプリ
ポプリ作りは難しいと思われている方もいらっしゃると思いますが、花を乾燥させるところからはじめてみませんか。生花を購入し、花の部分をそっと茎から切り離します。大きめのカゴを用意して、カゴの中に紙を敷き、花を並べて約2週間ほど自然乾燥。吊るして乾燥すると花が下向きになり、少し閉じて小さめの姿になりますが、カゴの中に上向きに置くことで、咲いているバラの姿そのままのポプリが出来上がります。カゴなら、乾燥させる場所に簡単に移動することができるのも便利です。水分が残らないよう完全に乾燥させましょう。

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カゴに入れて自然乾燥


時間がなく早く乾燥させたい場合は、耐熱容器に花を入れ、そこに園芸用のシリカゲルを花の周りから静かに入れます。シリカゲルで花が隠れる状態になったら、2分ほど電子レンジに入れて加熱乾燥させる方法もあります。



出来上がったポプリの飾り方
出来上がったバラのポプリは、お気に入りの容器に入れて飾りましょう。かすみ草やミモザなどの小ぶりな花、ダスティーミラー、レースリーフなどのシルバー系の葉ものは、吊るすだけで簡単にドライにすることができますので、トッピングフラワーとして使えば、より華やかなアレンジになります。

たとえば、ガラスのお皿に飾れば華やかで明るく、ポプリの色もいっそう引き立ちます。

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ガラスのお皿のアレンジ 
かすみ草、スターチス、プラチーナをトッピング



陶器の鉢に飾れば、落ち着いて上品な雰囲気に。

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陶器の鉢のアレンジ
ミモザ、ダスティーミラーをトッピング


そして、蓋のあるガラス容器に飾れば、埃を防げるうえ、ガラスを通しても花の色を楽しめます。

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蓋つきガラス容器のアレンジ
スターチス、ピンクペッパー、レースリーフをトッピング



ナチュラルな雰囲気のお部屋を演出し、手軽にインテリアとして楽しめるバラのポプリ。エッセンシャルオイルをポプリに数滴かければ、香りも豊かに楽しめます。家族で過ごすリビングや、仕事場のデスクなど、ふとした時に目に入る場所におくのがおすすめ。玄関に置いて帰宅のたびに癒されたり、ベッドサイドに置いてリラックスするなど、様々に楽しみましょう。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。5月25日は、津田塾大学学長の高橋裕子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


篠原由子 アロマクラフター
Salt Lake Community College 人文学部卒業。株式会社ライフキッチン 代表取締役。著書は『バスボムレシピ』(河出書房新社)、『アロマワックスサシェの作り方』(主婦の友社)など。

2019.05.03

Monthly Flower6
5月の花 カーネーション

  • MonthlyFlower
5月の第二日曜日は母の日。カーネーションは母の日に贈る花としておなじみです。赤やピンクが親しまれてきましたが、最近は花の色も豊富で、花びらの模様も多彩。5月の花として楽しんでみてはいかがでしょうか。

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毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月は、バラやチューリップと並んで古くから世界中で愛されてきたカーネーションの魅力をご紹介します。



母の日のシンボル カーネーション
地中海沿岸のヨーロッパや西アジアにそのルーツを持つ、カーネーション。17世紀にはすでに300種類以上の品種があるほど人気の花だったそうです。日本には江戸時代初期に一度は持ち込まれましたが、当時はそれほど定着せず、本格的に日本での栽培が始まったのは昭和になってから。

ちなみに、母の日にカーネーションを贈るようになったのは20世紀初頭。アメリカで社会活動に身を捧げた亡き母を偲んで、その娘が教会に飾った白いカーネーションがきっかけと言われています。その後「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第二日曜日に定められました。



カーネーションの魅力を生かす2つのアレンジ
大きく咲いたカーネーションの花や、細くカールした葉の緑をより鮮やかに見せてくれるのが白い花器です。白い花器に、薄い黄色がピンクの花びらに混じった「ギオイア」、花びら1枚1枚の白と赤のグラデーションが印象的な「チェリオ」、そして独特の赤が鮮やかな「ノビオシーラン」など、母の日らしい赤とピンク系の花をアレンジしてみました。茎を長く切った花と短く切った花を組み合わせて立体的に広がるようにアレンジすると、カーネーションの花の柔らかい愛らしさがより引き立ちます。

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白い花瓶に赤とピンクのエレガントアレンジ


また、青や緑など色のついたガラスの花瓶に、色系統の異なるカーネーションをアレンジするとモダンな雰囲気に。いくつかの花瓶をトレイの上に並べると、しゃれた小世界が出来上がります。明るい黄色の「ミモザ」をはじめ、ラズベリーレッドの深い赤が印象的な「ノビオドルチェネロ」、黄色と赤のグラデーションが美しい「ギムレット」のアレンジは、知らなかったカーネーションの魅力と出会うことができます。

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色付きガラス花瓶の個性派アレンジ


カーネーションの茎は折れやすく、傷みやすいので取り扱いは丁寧に。5月は気温も上がりますので、涼しくて風通しの良い場所を選んで飾ると長持ちします。カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛情」。5月は特にカーネーションの色や種類が豊富で値段もお手ごろですので、母の日にはもちろん、自由に贅沢にカーネーションアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。5月4日は、ファッション・エッセイスト、ライフスタイルプロデューサーのフランソワーズ・モレシャンさんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp/

2019.04.26

Herbal Life36
バスケットをお花畑に。春の花のバスケットアレンジ

  • HerbalLife
春の空の下に広がるお花畑。バスケットいっぱいにお花を摘んだ記憶のある方も多いのではないでしょうか。いつもの花瓶に変えて、春ならではのバスケットアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。

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今回のハーバルライフは、春の花のバスケットアレンジをオーダーメイドの花屋さん、OEUVRE(ウヴル)の田口一征さんに教えていただきます。



春のお花畑をイメージしたバスケットアレンジ
春の野には、小さく愛らしい草花たちがいっぱいです。いろいろな種類の野の花をバスケットに飾ると、バスケットの中にお花畑が出来上がります。たとえば「ナズナ」や「てまりそう」「フランネルフラワー」「ギリア」。そして、ベル状の花を咲かせる「グリーンベル」や、うさぎのしっぽという意味の「ラグラス」などを、持ち手のついたバスケットにアレンジしましょう。

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簡単に持ち運びが出来ますから、置き場所をいろいろと変えることが出来ます。昼はベランダに置いて春の空の下で花とお茶を楽しんだり、夜は玄関に置いて帰る家族を迎えたり。また、椅子の上やフロアに直接置くと、上からの視線で、野原を歩きながら花を観賞しているような雰囲気が楽しめます。野の花は萎れやすく、押し花やドライフラワーにしないと長く楽しめませんが、バスケットに水を含ませたオアシスを入れ、それに挿すようにすれば、アレンジも長く楽しめます。



春のフラワーギフトバスケット
いつもはブーケで贈る花束を、バスケットアレンジで贈っても喜ばれます。水を含ませたオアシスを使用するため、贈られた方は、そのまま室内に飾ることができます。また、オアシスが乾いてきたら水を補充するだけですので、管理も簡単。持ち手のついたバスケットにアレンジすれば、大切に手渡しするイメージで、感謝の気持ちを込めることができます。「ラナンキュラス」や「バラ」といっしょに緑が美しい「豆の花」などをアレンジすると、ナチュラルな雰囲気がプラスされます。

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オアシスを使うので花瓶ほど置き場所の安定や水平に気を使うことなく、移動できますが、ベランダに出したときは、しばらく楽しんだ後、室内に戻すことをお忘れなく。ベランダにずっと置いておくと、オアシスの水の渇きが早くなり、花が早く傷むので注意してください。バスケットアレンジなら、自分でアレンジしても、お花屋さんにお願いしても、楽しみ方の幅が広がりますよ。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。4月27日は、ファッション・エッセイスト、ライフスタイルプロデューサーのフランソワーズ・モレシャンさんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


OEUVRE(ウヴル)
https://www.oeuvre-tokyo.com/
Instagram @oeuvre_tokyo

2019.04.05

Monthly Flower5
4月の花 ガーベラ

  • MonthlyFlower
いっぱいに開いたガーベラの鮮やかな花の色や姿は、春らしさの象徴です。飾るとぱっとお部屋が華やかになり、気持ちを元気に明るくしてくれます。

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毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月は、希望と輝きに満ち溢れた春の花、ガーベラのアレンジをご紹介します。



希望の花、ガーベラ
お花屋さんでは1年中目にするお馴染みの花、ガーベラですが、一番よく出回るのは3月から5月。花言葉は「前進」「希望」で、まさに春にふさわしいメッセージが込められた花です。今の時期、お花屋さんに並ぶ旬のものは、色も鮮やかで花持ちがよく、種類も豊富に揃っています。

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ガーベラを長もちさせるコツは、水替えと切り戻し。水を替える時には、茎も切り直しましょう。茎の切り口の色が変わって傷んだところを、水中でカットすると、水揚げが良くなります。ガーベラを飾る場所は、窓辺の強い直射日光を避けて、お部屋の中でも涼しめの場所に置くようにしましょう。花より茎の部分が傷みやすいので、水の量は控えめに調整し、こまめに替えることも長もちさせるポイントです。



ガーベラの魅力を楽しむ2つのアレンジ
まずは、シンプルな白の花瓶を使ったアレンジをご紹介します。赤みを帯びたオレンジと、春らしいピンクのガーベラを組み合わせました。すっと伸びた茎と花の色の鮮やかさが際立つアレンジです。

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花の部分をよく見ると花芯の部分は黒や茶色になっていることにお気付きでしょうか。この花芯の部分の濃い色が、鮮やかな花びらの中でワンポイントとなって、アレンジを引き締めてくれます。カーベラは、大きさや色、咲き方の種類がとても豊富。細長い花びらが水平に広がった一重咲きのものや、花びらが重なって菊のように咲く八重咲きのものなどを取り混ぜて、アレンジしても楽しめます。皿状の花器にオアシスを置いて水を含ませ、その周りに茎を短くしたガーベラを差してゆくと、お花のドームが出来上がります。好きな色と好きな大きさで自由に作れるアレンジですが、黄色や山吹色の花を入れると、他の色と調和がとれ、馴染みやすくなります。色とりどりのガーベラがケーキのように見えてくる、カラフルで楽しいアレンジです。

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新生活が始まる4月。希望の花、ガーベラをお部屋に飾って、毎日をいきいきと過ごしてください。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。4月6日は、女優の常盤貴子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp/
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