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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.02.28

サッカージャーナリスト・河治良幸さんの『Jリーグの注目ポイント』

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、サッカージャーナリストの河治良幸さんです。
河治さんに取り上げていただく話題はこちら!


【Jリーグ】

山崎:まずは、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、J1からJ3の全94試合の公式試合延期が発表されました。国内主要プロスポーツの中でもかなり早いタイミングでの発表となりましたが、この決断について、どのように受け止めていらっしゃいますか?


河治さん:第一にはね、政府の方針というものがあると思うんですけれども、ただね、村井チェアマンが、無観客試合はしたくないと。やっぱり、ファンやサポーターに支えてもらっているスポーツなので、そこは本当に最後の最後の手段として取っておきたいので、今回は延期。中止ではなく延期なのでその後の日程に組み込んでいくっていう方針を出しましたね。


山崎:なかなかの苦渋の決断だったのではないかなと思います。今後の開催状況が定かではない中ではありますが、まずは、事態が収束して、今シーズンのJリーグが無事再開されることを祈るばかりですね。その今シーズンのJリーグ、気になる注目ポイントを伺っていきます。
リーグ開催が延期される中、各クラブへの影響が懸念されていますが、おさえておきたいポイントはどんなところでしょうか?


河治さん:開幕戦をやって、新体制のチームが結構苦しんでいた部分があって、やっぱり試行錯誤のところがあって、対戦相手の対策までいかなかったところで、今回、期間が開くので、それを願ってっていうわけではないですけど、結果的に新体制のチームはここから準備して、さらに改善して次に臨んでいけるので、メリットではあるのかなと思います。


山崎:なるほどね、チーム作りの時間にこのあいた時間を使えるってことですね。オリンピックイヤーですけど、日本代表の発表まで時間が迫っていますがそのへんはどうなんでしょうか?


河治さん:本当は、大卒ルーキーの選手とかはアピールをこの4,5試合でできたはずが、開幕戦の1試合やってすぐ発表みたいな流れになってしまってて、そうなると一発勝負みたいなところもあるので、これまでの実績とかも考えながらの選出になると思います。


山崎:アピールの時間はかなり短くなってしまったと。もしかしたら、発表自体が延期なる可能性はありますか?


河治さん:3月の活動は決まっているので…。


山崎:あぁ、そっか…。


河治さん:来日を辞退とかってね、そういうのも言われていますけども、実際の活動の期間は決まっているので、そこまでにはなんとか整理していくしかないですよね。


山崎:今シーズンのJリーグで注目しているチームはありますか?


河治さん:はい、鹿島アントラーズと清水エスパルスですね。両チームとも新体制のチームで、開幕戦では負けてしまったんですけど、ただ、やりたいことが見えていたので、そこの完成度をこの3週間で高めて、再開の時にしっかり出していけるかどうかを注目していきたいですね。


山崎:鹿島アントラーズはね、オフが短かったっていうのもあり、そういうのも多少不利になるんですか?


河治さん:そうですね。なので、コンディショニングも含めて調えて臨んでいけるのかなっていう部分でメリットがあるのかなと思います。


山崎:そして、今シーズンのJリーグに“注目せざるを得ない選手”がいるそうなんですが誰ですか?


河治さん:柏レイソルのオルンガ選手です。


山崎:オルンガ選手…。はい、存じ上げております!開幕戦もすごかったんですよね!?


河治さん:はい、僕は取材に行っていたんですけど、2得点挙げて、さらに、4得点全てに絡んでいて存在感がすごかったんですよ!


山崎:去年でしたっけ?歴史的な大事件起こしましたよね?(笑)


河治さん:そうですね、8得点!(笑)


山崎:8得点(笑)!聞いたことないよ!!サッカーで1試合で8得点って!!!そのシーン見ましたけど、途中からもう笑っちゃいましたもんね!オルンガ選手の得点力とゴールに絡んでいくアシスト力とね、この能力はどうですか?


河治さん:サイズが大きいうえにスピードがすごいんですよね。もうちょっとついていけない感じですよね。J1でどれくらいやれるかな?と思ったら、開幕戦でコンサドーレ札幌にそれだけの存在感を示したんで、「柏レイソルにオルンガがおるんが!」って感じですよね。


山崎:おぉっ!?ありがとうございます!!いただきました!!!(笑)
チーム力として柏レイソル自体はどうなんですか?


河治さん:本当にJ2にいたのがおかしいくらいの規格外、別次元のところもあったので、J1に帰ってきたな!っていう。


山崎:帰ってきたな!ってところじゃなく、上位に食い込んでくる可能性も?


河治さん:全然ありますね!


山崎:もうオルンガ選手、柏レイソルを中心に今シーズンのJリーグを見ていっても面白いかもしれないですね?


河治さん:面白いと思います。対戦相手がどうオルンガ対策をしてくるのかとか見どころですね。


山崎:J2の注目ポイントを短めでいいんで教えていただけますか?


河治さん:名門のジュビロ磐田がJ2に降格して、フベロ監督の下でどういうふうに立て直して1年で上がれるか。J2って1年で昇格できないと、また2年…3年…って、J2沼って感じでね。(笑)


山崎:ありますよね(笑)。ジュビロはずっと大好きなチームなのでね、上がって欲しいんですけどもね。
さあ、今回は『Jリーグ』について河治良幸さんに伺いました。ということで、柏にオルンガが…?


河治さん:おるんが!



そして、今日の #シゲコメ はこちら。





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