19.11.11
ブルームバーグ氏、アメリカ大統領選への出馬検討
いま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。
マイケル・ブルームバーグ氏、アメリカ大統領選への出馬検討
このニュースのあらましは…
前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が、2020年のアメリカ大統領選への出馬を再び検討している、という報道がありました。
鈴村:こちら、ネットの反応はいかがでしたか?
米重さん:日本ではまだこの方の知名度があまり高くないこともあり、それほど大きな話題にはなっていないんですが、アメリカでは非常に大きく報道されていまして、トランプ大統領の支持者や、民主党の他の候補の支持者などが敏感に反応している状況です。
鈴村:大統領選は現在、どんな状況ですか?
米重さん:まず、共和党はトランプ大統領一択!と言って良いような状況です。一方の民主党はずっと候補が乱立していたんですが、最近はバイデン氏・ウォーデン氏・サンダース氏による争いに絞られつつあります。その中でもバイデン氏は、最初はかなりリードしていたんですが、家族の疑惑を指摘され、それがトランプ大統領からの攻撃材料となってしまい、現在はかなり厳しい状況です。
鈴村:その中で再びその名前が浮上した、マイケル・ブルームバーグ氏とはどんな人物なんでしょう?
米重さん:この方はもともとウォール街のトレーダーだったんですが、1980年代のはじめに金融情報会社を作りまして、その会社「ブルームバーグ」は約10年くらいで世界最大の通信社となりました。この「ブルームバーグ」の情報は、投資家や金融機関では使っていないところはない、と言われるほどの成功をおさめまして、氏の総資産は約5兆円とも言われています。その後、ニューヨークの市長を務めていますので、政治家としてのキャリアも評価されている人物です。
鈴村:そんなブルームバーグ氏が、再び大統領選に出馬しようとしているのは何故なんでしょう。
米重さん:現在の民主党候補ではトランプ大統領を破ることができない、と懸念しているようです。アメリカの特殊な選挙制度では、接戦の州でいかに有利に戦うかが重要になるんですが、共和党内でのトランプ支持の結束が固いため、現在の若干“左に寄り過ぎている”民主党の候補では、ひとつにまとまれないのでは?というリスクがあります。トランプ大統領に勝つためには、なるべく中道寄りな候補者を立てる必要がある、と考えていると思われます。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 11, 2019
今朝は【マイケル・ブルームバーグ、アメリカ大統領選への出馬検討】について。
大変な実業家で、投資家として世界的に活躍されていて、さらにニューヨーク市長をやられていた方で…たくさんの功績があります。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 11, 2019
このあたりがどう政治や政策に絡んでくるか、見えてきたらまた番組でも伝えていくでしょうし、僕らももっと興味を持って調べていけるようになるかもしれません。まだ、"これから"というところのようです。