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リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

24.11.01

ワールドシリーズ&日本シリーズ

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


【ワールドシリーズ&日本シリーズ】

吉田:ナショナルリーグのチャンピオンで、大谷翔平選手と山本由伸投手が所属する【ロサンゼルス・ドジャース】と、アメリカンリーグのチャンピオン【ニューヨーク・ヤンキース】が戦った、今年のワールドシリーズ。ドジャースが3勝1敗で優勝に王手をかけて、日本時間のきのう行われた第5戦は、7対6でドジャースが勝利。ワールドシリーズでは1981年以来43年ぶりとなる名門チーム同士の頂上対決は、ドジャースに軍配が上がりました!


ユージ:すごかったです。僕も興奮した状態で、昨日は見ていましたが、スポーツジャーナリストの生島淳さんです!ドジャース、やりましたね!


生島さん:やりましたね。始まる前はヤンキースが有利だと、僕もお話ししました。


ユージ:正直、メンバー的にもかなり強打線揃っていますからね。


生島さん:第1戦のフリーマンのサヨナラ逆転満塁弾が大きかったですね。ヤンキースが有利な理由は、ドジャースの先発が3人しかいない状況だったので、ジャック・フラーティ、山本由伸選手、ウォーカー・ビューラー選手が頑張りましたね。これが大きかったと思います。先ほど、ユージさんが興奮していたと話していましたが、昨日の第5戦はヤンキースの勝ちゲームですよ。


ユージ:いきなり、ホームラン打っているわけですから!ヤンキースが!


生島さん:ジャッジのホームランで、ジャッジこそミスターニューヨークヤンキースのような方なのに、あの人が打ったことによって勢いづくかなと思ったらという感じでした。


生島さん:そう、5対0ですよ。これは第6戦だろうなと思っていたら、5回裏にセンターのジャッジ、ショートのアンソニー・ボルピー選手、ピッチャーのゲリット・コール選手がベスカバいかないとミスが重なり、リードが帳消しでヤンキースが自滅という残念な結果でヤンキースが終わってしまいました。


ユージ:本当にそうですよ。結果的にヤンキースが負けてドジャースがワールドシリーズを制したということで、その中でもMVPに選ばれたのが、フレディ・フリーマン選手ということで活躍すごかったですね。


生島さん:いやー。本当にすごかったですね。今シーズン色々大変で、息子さんが難病を発症して戦線離脱したり9月に右足首の捻挫、ナショナル・リーグのチャンピオンシップシリーズまで満足に活躍できなかったのに、ワールドシリーズに入っていきなり満塁弾から始まる4選連続ホームラン!また、ブレーブス時代の2021年から出ていたワールドシリーズにカウントすると6戦連続ホーマーってすごいことです。ワールドシリーズでの今回の打点は新記録になります。当然MVPだなと思いましたし、こんな活躍をする選手が出てくるのが、メジャーだなと思いました。あの、逆転満塁ホームランは、歴史に残ります。何十年経っても映像で何度でも見られると思います。


ユージ:本当に優勝したのかな?と思うくらい、会場が沸き上がっていますね。改めて、大谷翔平選手と山本由伸投手の今シーズンを振り返りたいのですが、どちらもドジャースへの移籍1年目です。世界一に貢献できたと言い切って良いですよね?


生島さん:もちろんです。大谷選手は、おそらくMVPにも選ばれるでしょう。50-50という文句ない活躍で、ドジャースの優勝に大きく貢献したと思います。振り返ってみると、開幕時の水原一平氏による問題からスタートしたわけです。暗雲がたちこめていたのに、これを払拭する素晴らしい活躍で最高のエンディングを迎えましたし、山本由伸選手も右肩の故障で離脱していた時期が長かったですが、肝心の9月〜10月に内容のある投球をして高額年俸に見合った活躍が出来たと思います。来季はまた期待したいです。


ユージ:来年、2人のさらなる活躍も期待できそうですね!


生島さん:大谷選手は来年、二刀流に復帰するつもりでしょう。また新たな挑戦になると思います。ワールドシリーズは、左肩が故障してしまって、思ったような活躍が本人は出来なかったと思うので、これもまたワールドシリーズの活躍で宿題は、また来年彼へのモチベーションになると思います。


ユージ:そして、注目は一気に国内へ!日本シリーズ、こちらもすごい展開になっています!!


吉田:今年のプロ野球、日本一をかけて戦う「SMBC日本シリーズ」!セ・リーグからは、レギュラーシーズンでの3位からクライマックスシリーズで下剋上を果たした【横浜DeNAベイスターズ】。パ・リーグからは、リーグ覇者の【福岡ソフトバンクホークス】。両チームともに2勝ずつ挙げて行われた、昨日の第5戦は、7対0で【横浜DeNAベイスターズ】が圧勝!26年ぶりの日本一、王手をかけました!


ユージ:どうでしょう!生島さん!はっきり。これは分からないですよね。


生島さん:まだ、分かりませんが第2戦までソフトバンク連勝で、「これはスウィープ?4連勝?」と思っていたのですが、福岡に舞台を移してから様相が一変。一昨日の第4戦を見に行ってきましたが、とにかく横浜DeNAベイスターズの投手陣が良いんですよね!東克樹選手、アンソニー・ケイ選手、ジェイ・ジャクソン選手と向こうで3人が素晴らしい投球しました。ソフトバンク打線、無得点が続いています!ファンも沈黙。横浜DeNAベイスターズは、桑原将志選手が好調で、クリストファー・クリソストモ・メルセデス選手・ニッケルメッキ選手、タイラー・オースティン選手、筒香嘉智選手、そして昨日は牧秀悟選手に一発出ました。ロサンゼルス・ドジャースみたいになっていましたね。


ユージ:そして、残りの試合は横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムでの開催になります!ますます、どうなるか分からないですね!


生島さん:明日は雨の予報なので、ソフトバンクは有原航平選手、リバン・モイネロ選手はまだ挽回可能だと思います。ポイントは第6戦、ソフトバンク打線がどうなるか注目していきたいと思います。

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