リポビタンD TREND EYES(トレンド アイズ)

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紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…

カテゴリー:(金)トレンドワード
2012/2/10
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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■若手バレエダンサーの登竜門
 「ローザンヌ国際バレエコンクール」で優勝した、菅井円加!
■日本人の優勝は8シーズンぶり!ノルディック複合W杯で初優勝した、渡辺暁斗。
■紅白戦でプロ初打席・初スイングがホームラン!ソフトボール出身のルーキー、日本ハムの大嶋匠。
■ヨーロッパ月間ベストイレブンにも選出。絶好調が続く、ドルトムント・香川真司!


facebookページでの皆さんの投票は僅差!1位が菅井円加さん、2位が渡辺暁斗選手となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこの方!


菅井円加!

先日2月4日、スイス・ローザンヌで行われた「ローザンヌ国際バレエコンクール」で、
神奈川県の高校2年生、菅井円加さんが見事優勝しました。
今年で40回目となるこのコンクールは、15歳から18歳までを参加資格とする若手ダンサーの登竜門として
この年代では【世界で一番権威がある大会】と言われています。
いま、世界で活躍するプロダンサーもこのローザンヌをステップにしている人が多く、
日本人では、ヨーロッパでプリマドンナとして活躍した吉田都さんや熊川哲也さん以来の快挙です。
しかも、これまで“日本人は苦手”と言われていた「現代舞踊」でも最高の評価を受けて、
「コンテンポラリー賞」とのダブル受賞でした。


よく日本人は「国立のバレエ学校がないので、学習するのに不利」
「欧米人に比べて手足が短いから、演技が小さく見えてしまって不利」
「古典バレエとモダンバレエがきっちり分けられ、ふたつが合わさったコンテンポラリーは苦手」
…などと言われる中でのダブル受賞なので、なおさら価値が高いんですね。


3歳の頃からバレエを始めたという菅井さん。先日の帰国会見では
「自分の名前が呼ばれたとき、最初は全然信じられなくて、頭が真っ白になってしまいました。」
…と語っていましたが、そんな菅井さんの素顔について
所属する「佐々木三夏バレエアカデミー」の佐々木三夏さんに伺いました。


「彼女が一番認められたのは、やっぱり“伸びしろ”があるというところだと思います。
 まだまだ成長する余裕がある…ということで、男の子に近い運動能力があるんですね。
 繊細な手足の使い方より、むしろ躍動感のある動きの方が本人の中で最初に来てしまうので、
 そういったところを気にするように声はかけるんですけれど…。
 今回はとても難しい舞台でしたので、決勝で踊れただけでも頑張ったと思います。
 あとは弱い面もありますので、挫折をひとつひとつ乗り越えてここまで来たので
 そういうことも彼女の成長につながったのだと思います。これからはいろんな方と出会って
 いろんな振り付けを踊って、ひとりの“表現者”として成長していって欲しいと思います。」


菅井さんは今回の優勝で、奨学金とともに、世界の名門バレエ学校へ留学する権利を
手にしました。
今後の目標について、菅井さんはこう語っています。
「世界でもっと活躍していきたいです。世界中の皆さんに感動を与えられたらと夢見ています。」
まだ高校2年生の菅井さん。今後の活躍が楽しみですね!



今週の「ウィークリーパーソン」は、ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した
菅井円加さんに注目しました。


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