2023.04.18
リモートワークを当たり前に
ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週と来週のゲストは、「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げる、
株式会社キャスター 代表取締役CEOの中川祥太さんです。おはようございます。
中川祥太さんは大阪のご出身。大学を中退し、下北沢で古着屋を経営。
その後、インターネットの広告代理店などを経て、2014年に株式会社キャスターを創業されています。
今朝は、主な事業内容について伺います。主なサービス「CASTER BIZ」というものがありますが、これは一体どのようなサービスなんでしょうか?
「当社でリモートワーカーを雇用し、中小会社などのバックオフィス業務をお手伝いするというようなサービスです。」
取引先の企業の業務内容はどういったものがあるのでしょうか?
「非常に多いのは総務事務、秘書代行と言われるような領域だったり、経理や採用のお手伝いというようなところが非常に多いですね。」
他の会社にはない、「CASTER BIZ」ならではの職種などはありますか。
「フロントと呼んでいる、コミュニケーターを担当してお客さんとやり取りをする職種というのは弊社にしか存在しない職種だったりしますし、珍しいは珍しいと思います。」
「CASTER BIZ」はそれ以外にもリクルーティングのサービスがあるということなんですが、こちらはどういう内容でしょうか?
「採用代行と呼ばれるような領域の業務でして、いろんな企業さんが最近人手不足ということで活発に採用活動されているので、それを手伝うというようなサービスですね。」
経理のサービスもあると伺いましたが、これはどのような内容ですか?
「経理の方も非常にシンプルで、会社を運営していく中での記帳業務や、もろもろの決算業務などをお手伝いしています。この辺りも人手が全然足りてませんので日々、引き合いをいただいてるような感じですね。」
その他に今、力を入れているサービスなどはありますか?
「最近は海外でも展開をしていて、日本だけではなく他の国でも似たような状況が生まれているということで拡大をしています。」
改めてですが、キャスターを創業されたのが2014年ということですが、創業時にリモートワークの時代が来るという予感はありましたか?
「コロナで一気に拡大したのは予想外でしたが、遅かれ早かれリモートの時代は絶対来ると思っていました。」
社員が100%リモートだと、どのくらい働いてるかなどなかなか把握できないと思うのですが、時間の管理などはどうされてるんですか?
「一般的な打刻システムなどを使いながらPCのトラッキングログと突合します。そうすると活動内容は確認ができるので、技術的にはオフラインで働いてるときより確認しやすいです。」
リモートワークの現在の課題は何ですか?
「まだまだリモートワークという働き方自体、皆さんコロナで体験をされたものの、自主的には理解されてないというような状況がまだ続いているので、もっと良い働き方なんだよという形で広げていくのはまだまだ課題があるかなというふうに思います。」
今週はそろそろお時間になってしまいました。最後になりますが、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。
「ハードルはまだ全然乗り越えていませんので、障害物競争みたいな、ハードルを引き継いで引きずりながら走っている感じです。」
株式会社キャスター 代表取締役CEOの中川祥太さんでした。来週もよろしくお願いします!