2019.01.22
眼鏡をファッションとして楽しむ
- オーマイグラス株式会社
代表取締役社長 - 清川忠康
無理なことにこそチャンスが
今週スタジオにお越し頂いたのは、
オーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さん。
1982年、大阪府生まれ。大学を卒業後、アメリカ・インディアナ大学大学院へ留学、
帰国後、UBS証券などを経て再び渡米。
スタンフォード大学大学院で「起業」を意識するようになり、
在学中の2011年にオーマイグラスを創業。
メガネのECサイトという、これまでの常識を覆すビジネスモデルを確立し、
現在も会社は成長を続けています。
まずは、起業のきっかけについて伺いました。
「もともと留学前は起業するつもりがなかったんですが、
入学式の時に学長がこの中に起業したい人はどれくらいいるのか、
いきなり質問したんですね。
そしたら、私を除いて95%くらいの人が手を挙げて、そこで面を喰らって、
そこからありとあらゆるところで起業の啓蒙が行われて、
私も影響されてという形です。」
そして在学中に立ち上げたのが、メガネのECサイト。
しかし、メガネを買うには、絶対に試着と視力検査が必要なはず…
「元々、私自身が眼鏡を20〜30本くらい持っていたんですね。
割と欲しい眼鏡が見つからないということで、不便を感じていたんですが、
視力と調整があるのでネット販売絶対無理だと自分でも思って、
逆にそこにチャンスがあるというか、それをできるようになったら、
大きな通販サイトも越えて、成長できるというのがきっかけですね。
試着ができないと買えない商材なので、試着できる方法を考えてまして、
ご自宅に5本まで、5日間無料で送る試着ボックスをつくって、
それを家でかけ比べたりしながら5日間選んで、返せるというサービスをしたり、
度数もないと買えないので、個人店と視力を測る提携をしたりしましたね。」
さらに、こんな思いも起業の後押しをしたと言います。
「私自身が欲しい眼鏡を見つからない中で、
割と地方の眼鏡屋さんで眼鏡見つけて、電話で取り寄せとかしていたんですね。
自分でしてて、通販とかあればいいのにというのが、原点としてありますね。
自分自身が買ってた眼鏡のほどんどが、鯖江市のもので、
職人さんが丁寧に作っていていいんですが、
思ったよりも広がってないと感じていて、
自分はファッションとして毎日眼鏡かけかえて楽しんでいるんですけど、
多くの人は毎日同じ眼鏡かけるじゃないですか?
毎日職人さんの眼鏡とか、かけかえる文化が作れればと思っています。」
最後に、起業する中で、どんなハードルがあったのか、伺いました。
「まずお金がないということで、投資家さんを回ったりして、
最初5000万くらい集めて、その後はものを仕入れるのが難しかったですね。
インターネットで販売するなんてけしからんという職人さんもいらっしゃいますし、
ネットで販売するような会社と取引するのかという圧力もありました。
今は、そういうのもなくなって、商品を提供したいという方も増えてきましたね。」
来週もオーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さんにお話伺います。
お楽しみに!
オーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さん。
1982年、大阪府生まれ。大学を卒業後、アメリカ・インディアナ大学大学院へ留学、
帰国後、UBS証券などを経て再び渡米。
スタンフォード大学大学院で「起業」を意識するようになり、
在学中の2011年にオーマイグラスを創業。
メガネのECサイトという、これまでの常識を覆すビジネスモデルを確立し、
現在も会社は成長を続けています。
まずは、起業のきっかけについて伺いました。
「もともと留学前は起業するつもりがなかったんですが、
入学式の時に学長がこの中に起業したい人はどれくらいいるのか、
いきなり質問したんですね。
そしたら、私を除いて95%くらいの人が手を挙げて、そこで面を喰らって、
そこからありとあらゆるところで起業の啓蒙が行われて、
私も影響されてという形です。」
そして在学中に立ち上げたのが、メガネのECサイト。
しかし、メガネを買うには、絶対に試着と視力検査が必要なはず…
「元々、私自身が眼鏡を20〜30本くらい持っていたんですね。
割と欲しい眼鏡が見つからないということで、不便を感じていたんですが、
視力と調整があるのでネット販売絶対無理だと自分でも思って、
逆にそこにチャンスがあるというか、それをできるようになったら、
大きな通販サイトも越えて、成長できるというのがきっかけですね。
試着ができないと買えない商材なので、試着できる方法を考えてまして、
ご自宅に5本まで、5日間無料で送る試着ボックスをつくって、
それを家でかけ比べたりしながら5日間選んで、返せるというサービスをしたり、
度数もないと買えないので、個人店と視力を測る提携をしたりしましたね。」
さらに、こんな思いも起業の後押しをしたと言います。
「私自身が欲しい眼鏡を見つからない中で、
割と地方の眼鏡屋さんで眼鏡見つけて、電話で取り寄せとかしていたんですね。
自分でしてて、通販とかあればいいのにというのが、原点としてありますね。
自分自身が買ってた眼鏡のほどんどが、鯖江市のもので、
職人さんが丁寧に作っていていいんですが、
思ったよりも広がってないと感じていて、
自分はファッションとして毎日眼鏡かけかえて楽しんでいるんですけど、
多くの人は毎日同じ眼鏡かけるじゃないですか?
毎日職人さんの眼鏡とか、かけかえる文化が作れればと思っています。」
最後に、起業する中で、どんなハードルがあったのか、伺いました。
「まずお金がないということで、投資家さんを回ったりして、
最初5000万くらい集めて、その後はものを仕入れるのが難しかったですね。
インターネットで販売するなんてけしからんという職人さんもいらっしゃいますし、
ネットで販売するような会社と取引するのかという圧力もありました。
今は、そういうのもなくなって、商品を提供したいという方も増えてきましたね。」
来週もオーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さんにお話伺います。
お楽しみに!