三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.10.01

ミレニアル世代一人一人の価値を引き出す

SHE株式会社CEO
中山紗彩
夢が叶うまで星に手を伸ばし続けられる人たちのサポートを

今週のゲストは、【SHE株式会社 CEOの中山紗彩さん】です。
中山紗彩さんは1991年生まれ。
小中高一貫の女子校を卒業後、早稲田大学に進学。
在学中に起業を経験。その後、事業を手放して、新卒でリクルート社に入社。
リクルート退社後、スタートアップ企業の取締役を経て、
2017年4月、「ひとりひとりが自分にしかない価値を発揮し、
熱狂して生きる世の中をつくる」を経営理念とした
SHE株式会社を設立されています。

まずSHE株式会社の事業内容を教えて下さい。

「ミレニアル世代と呼ばれる新しい価値観に対応する
 キャリアとライフスタイル2つの事業を展開しています。
 1つ目がミレニアル世代のためのクリエイティブスクール”SHElikes”。
 ”SHElikes”webデザインや広報PRなどの全部で
 13コースのクリエイティブ領域の学習を
 毎月定額でのオンライン受け放題に加えて、
 コーチングや交流会など同じ夢を持った同世代の横のつながりを作る
 オフラインでのコミュニティー機能も充実した
 現代版の女性向けのスクールを展開しています。」

これまでに何人ぐらいが受講されているんですか?

「まだ創業して2年半ですが10000人以上の女性に受講いただいています。」

もう1つ、ファッション事業も始められたとか。

「はい。ミレニアル世代のためのライフスタイルサービスです。
 夢を持った人たちの夢が叶うまでの支援をしたいと思うのですが
 ”SHElikes”は単発というか、継続される方でも半年程度での受講に
 なってしまいます。それならばライフスタイルを通じて
 長いスパンで出来ないかということで、そういった夢を追う人たちに
 寄り添うようなライフスタイルブランド”keep reaching for the stars.”を
 立ち上げている途中です。」

ミレニアル世代は20代半ばからアラサーくらいという定義となりますが
SHEの企業理念にもあるミレニアル世代の「自分にしかない価値」というのは
どういったものとお考えですか?

「自分の原体験についてお話させていただきたいのですが
 私は小中高一貫の厳しい女子校で育ちました。
 日本人はそういった考えの方が多いように思うのですが、
 その時に『ルールだから』『大半の人がそう行動するから』という
 コミュニケーションを先生たちからされる機会が多く
 『なぜそんなに全体最適化されたルールやコミュニケーションをするのだろう』
 と、ずっと疑問に思っていたんです。
 確かに学校教育の現場は1人の先生が30人に接しなければいけないので
 なかなか個別最適化させたコミュニケーションや思考を話すことは
 難しいと思うのですが、それだと個々の可能性を潰されてしまうなと
 思った機会がありました。
 自分はそれよりも一人一人が持っているものにフォーカスして
 それを引き出せるような役回りを出来る大人になりたいなと
 ずっと思っています。」

そういった学校の環境の中で自分の考えを変えられるようになったきっかけ
というのは何かあったのでしょうか?

「母の存在だと思っています。私は割と問題児だったので、
 先生から怒られたり呼び出されたりしたのですが
 母は『自分が考え抜いて正しいと思うことなら、
 怒られても謝りに行くから貫きなさい』と言ってくれたことが大きかったです。
 なのでいろんな人たちにとって自分もそういう存在でいたいと思います。」

そこからさらにどう起業へ結びついたのでしょうか?

「きっかけはいくつかあるのですが、
 小学5年生の時に母は起業家体験キャンプに連れ出してくれ、
 そこで2年連続優勝したことに味をしめて
 自分は起業家に向いているんじゃないかと。
 母は常に私の可能性を見つけて引き出してくれようとしていました。」

そして、SHEを立ち上げて頑張ってらっしゃいますが、
今後のSHEの夢や目標は何でしょうか?

「これまでは女性限定と話していた所に引っかかるんですが
 これからは国籍も年齢も宗教も性別も関係ない時代になっていると思っていて
 そういう区切りではなく夢があってその夢が叶うまで
 星に手を伸ばし続けられる人たちのサポートをしていきたいと思っています。」

最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えて下さい。

「私はハードルをハードルとはとらえていないタイプだと思います。
 涙を流す瞬間や本当に悔しい瞬間があるからこそ
 綺麗な絶景が見られると思うし、そういうことをしていく度に
 自分がどんどんアップデートされると思うので
 それが起きたことに感謝して、乗り越えたらもっと最強な自分になれると
 ポジティブに向かっていければ、
 よりよい輝かしい人生になっていけるかなと思います。」

中山さん、ありがとうございました!
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