柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今回は、先週に引き続き、作家の平野啓一郎さんをお迎えしました。
今週も作家・平野啓一郎さんをお迎えして、ライフスタイルから、日常の習慣、小説に対する情熱まで、幅広いテーマについて伺いました。
ハーブティーと健康習慣
平野さんのお好きな飲み物としてリクエストいただいたのは、「ミントティー」。フランス滞在中に影響を受けた習慣で、「爽やかな香りと味が好き」と語ります。もともとコーヒー好きだったものの、40代後半から胃に負担を感じ、コーヒーを控えるようになったのだとか。
また、毎日の散歩を欠かさない平野さん。平均1日7000歩を歩く生活を続けているそうで、、「考え事やメールの返信をしながら歩く時間が貴重」と話します。最近では、短時間で効率よく運動できるジム「チョコザップ」に通い、運動習慣も身についているそう。「ガチで鍛える気はないけど、体を動かすのは大事」との考えから、無理のない範囲で継続しているそうです。
そんな平野さんの一生物は・・・万年筆
大学入学や作家デビュー時に親戚から贈られたものの、当初はその価値をあまり理解していなかったそう。ですが、手紙を書く機会が増えるにつれ、「万年筆で書くと、文字に重みが生まれる」と感じるようになり、万年筆を愛用されているそうです。
今後の小説家:平野啓一郎
小説について、「難しいと感じながら書くところにやりがいを感じる」と話す平野さん。実は飽きっぽい性格だそうで、小説だけは続けられているものなのだとか。ですが、近年、作家として引退する選択肢についても考えるようになったそうで、「書きたいことがある限り続けたいと思いますが、疲れを感じたら引退も考える」と話してくださいました。
まだまだ尽きない創作意欲を見せる平野さん。「小説を書くのは大変なことも多いですが、好きで続けている」と話します。また、「健康とメンタルの安定が創作活動に大切」と考えているようで、今後も健康的に、創作活動を続けられるようです。
平野啓一郎さんの新刊「富士山」は新潮社より発売中です。
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