子供の頃から江口洋介さんの出演するドラマを見てきたという本仮屋さん。今回は初めてお会いできるということで、感動もひとしお。
ある時はみんなの「あんちゃん」、ある時は、料理人、頼れる医師、政治家などなど、本当にたくさんの役を演じてこられた江口さんですが、
演技に対する思いは、「若い頃から変わらずにやっている」と語り、役柄については「作品ごとにアプローチが違う」と話します。
役に入り込む際には、「台本のテーマをどう捉えるか」を重視し、時には「笑わないようにする」「外面的な特徴を決める」など、
役ごとに特定のルールを設けることもあるそう。監督や周りの意見を取り入れて役を作り上げているそうで、厚い信頼関係がそこにはあるようです。

役者としての進化と挑戦
若い頃は「勢いでいける部分が多かった」と振り返る江口さんですが、最近は少し「俳優としてプレッシャーを感じる」こともあるのだとか。時代とともにドラマ制作のスタイルも変わり、昔は役者が自由に表現できる余地が多かった一方で、今は「ピンポイントで決まっている部分が増えた」そう。若い頃から「社会的な役柄」に挑むことも多く、役柄と自身の年齢が重なり、人生の変化が自然と役に反映されるようになってきたと感じているそうです。

音楽活動と俳優業のバランス
そんな江口さんですが、若い頃から音楽活動も行っており、「音楽は自分の曲でないとしっくりこない」と語るほどのこだわりがあるそう。
一時は音楽から離れて俳優業に専念していたものの、現在は再び音楽活動を再開し、「二刀流のバランスが取れるようになった」と感じているようです。
「自分のやりたいことに立ち返る喜び」を感じている江口さん、音楽活動が俳優業に新たな視点をもたらしてくれるのだとか。

長年の友情と創作の刺激
ニューアルバムにも作詞で参加されている脚本家の坂元裕二さんとは20代からの友人で、現在も共に刺激を与え合う関係が続いているそう。
坂元さんと曲作りでやり取りすることもあり、江口さんにとって「友人との創作活動が新鮮な体験」になっているようです。

ちなみに、妻である森高千里さんとの出会いについての質問には、「ラジオがきっかけで出会った」と語り、その後も泉谷しげるさんが誘ってくれた阪神淡路大震災のイベントで交流が深まったとのエピソードも披露。
泉谷しげるさんは、自然な流れでキューピット役をしてくれたんだそうです。

江口さん26年ぶりとなる、NEW ALBUM「RIDE ON！」は、現在発売中です！
ぜひチェックを！