「あいにくあんたのためじゃない」が新潮社から発売中の柚木麻子さん。
この本の中にラーメンにまつわる物語が登場しますが、ご自身で4ヶ月かけてラーメンを麺から手作りしたこともあるほどの凝り性。
4ヶ月作り続けた後には、思わず腕組みしてラーメンについて語るようになったという柚木さんですが、ラーメンは、子供から大人まで、一番喜ばれたものだったのだとか。

そんな柚木さんが大好きなのは、ハロプロ。
この本のタイトルもモーニング娘23の曲の歌詞からとったものなんだとか。
現在、子育てと執筆を両立させているそうで、下調べなどやることもたくさん。さらに以前からドラマも大好きで、大学時代には、脚本家を目指してアルバイトしていたことも。

学生時代、入院中に手が自由に使えなかったことから、ドラマをずっと見ていたことが影響しているそうで、その時期は、「ロングバケーション」「おいしい生活」など、人気作品が目白押しの時代。アルバイト時代にもドラマ化を考えて、若手作家の小説を読み漁ったという柚木さん。ですが、原作への思い入れが強すぎて、全くドラマ化できないものばかりだったそう。そうする中で、自分には、脚本より小説の方が合っていると思い、小説家の道へ。
ですが、95年から2005年までは本当にドラマの知識でパンパンに詰まっている、とお話しされていました。