柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今回は、先週に引き続き、絵本作家の五味太郎さんをお迎えしました。
絵本作家として日本のみならず、海外でも大人気の五味太郎さん。
その制作は、完全なる夜型で、特に、細かい色塗りなどは、安定している深夜の作業。気がつくと朝4時、5時になっているそうで、その後、就寝。8時間寝て、お昼の12時ごろ起きるというのがルーティンなんだそうです。
日々の体づくりとしては、テニスをやったり、他にも趣味でチェロを弾いたりと多趣味な五味さん。奥様はバイオリンを弾かれるそうで、一緒に演奏するのも楽しい時間のようです。ですが、テニスもチェロもそして麻雀も、絵本の仕事とは全く違う感覚で、絵本作家という仕事は自分がルールなのだとか。言葉が足りなかったら、ページを増やせばいいし、絵で表現するのもよし、自由に遊んでいる感覚なのだとか。だからこそ、ルールがあるスポーツやゲームなどをあえてやるという発想も五味さんらしい考え方でした。
そんな五味太郎さんの一生物は・・・パイプ
色々なサイズのものがあり、お祖父さんからのものもあるそう。
長く生きているからこその面白さがある、と言います。
絵本作家として50年の月日を過ごされた五味さん、カチカチと真面目に時を刻んでいる時間がある一方で、真面目なのは時間に任せて、もう少し、ゆったりと時の流れを楽しまれているようです。
五味さんの最新作「ぼくは ふね」は福音館書店より発売中です!
ALL VIEW