長いイタリア生活ながら、コーヒーと柑橘類が苦手というヤマザキさん。どちらも子供の頃から苦手だったことから、イタリアでもなんと言われようとも仕方ないと諦めているよう。
現在は、日本にいることの方が長くなっていることから、ホテル住まいをやめ、マンションを借りたというヤマザキさんですが、窓の外には緑があって、都内ながら、自然と都会の二つが重なっている場所なのだとか。北海道育ちが影響してなのか、自然があることが絶対条件だったそうです。
他にも、イタリア生活が長かったことから、狭い家が苦手で、広いリビングと部屋数があるマンションが希望だったそうですが、ちなみにイタリアの家は、500年前のベネチア貴族のお屋敷だったところをワンフロア借りているそうで、バレーボールができるぐらいの高さの天井で、200平米以上あるという家なんだそうです。

そんなヤマザキさんの一生物は・・・ご主人が婚約するときにくれた婚約指輪。古代ローマの漁師の姿が彫られているカメオで、現在のシリアにあった古代都市で見つかったものなのだとか。
ヤマザキさんの息子さんは、漁師の偉人から名前をとったことから、息子のことを思い出せるように、と贈られたものなんだそうです。

来年は漫画の新連載も始まるというヤマザキマリさん。
その準備でお忙しい毎日のようですが、新たな「風呂」にまつわる物語、どんな作品なのか楽しみです。

ヤマザキさんの最新作「貧乏ピッツァ」は新潮社から発売中です。