柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、いつものリビングに武田鉄矢さんをお迎えしました!
開口一番、「先生お久しぶりです」とお迎えした本仮屋さん。武田さんからご家族がこの番組をよく聞いてくださっていると聞き、ちょっと緊張がほぐれた感じに。
三年B組金八先生の第六シリーズに出演した際、最終回で武田鉄矢さん自身が考えた言葉で送りだすシーンで「その鈴の鳴るような声でほかの人を励ましてください」と言われたことが心に残っていたという本仮屋さんに、今回も「耳の感覚の人」という表現をされた武田鉄矢さん。小説家でも例えば目でものを見ることが上手な小説家は 川端康成だったり、一方で、耳の小説家といえば、宮沢賢治と、一気に金八先生の授業が始まるようでした。
最終回から十年以上経ったという金八先生シリーズですが、やはり、金八先生は常に武田さんの中にいるのだとか。いまだに、授業で教えられなかったことや間違って教えたことなどが頭に残っているそうで、漢字学者から指摘されたことなども、今回の新刊「向かい風に進む力を借りなさい」という本にも描かれています。
金八先生シリーズが終わってから、生徒側に回ることが出てきて、とにかく嬉しいという武田さん。合気道の教室でも教えてもらう喜びを噛み締めているのだとか。
本仮屋さんも14歳の時から、武田さんに対して「学びが深い人」「学ぶことに対してとても熱心な人」と思っていたそうですが、ここまでずっと学び続けているということにとにかく感心してばかり。
「ただ誰かの役に立ちたいな」と常に思っているという武田さん。本仮屋さんは、今回の武田さんの本を読んで、失敗に対するイメージが変わったそうですが、失敗しない限り人間は賢くならないという深いお言葉もいただきました。
武田さんの最新刊「向かい風に進む力を借りなさい」はビジネス社から発売中です。
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