柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、いつものリビングを飛び出して、三菱地所レジデンスがオープンした「地域の人たちの交流」や「地域情報の発信」拠点となる事を目指したカフェ、門前仲町の駅から1分の「MONNAKA COFFEE」に俳優の寺島進さんをお迎えしました!
深川出身の寺島さん、ご実家は、畳屋さんということで、懐かしい思い出が詰まったエリア。
「青春時代にはこんな洒落たところなかったね」と笑いながらも、今回、収録を行ったMONNAKA COFFEEの空間もいたくお気に入りで、木材を使った梁など、細かいところにも注目されていました。
この地は、中学時代は野球部だったことから、深川公園で野球の練習をしたり、いろいろ思い出があるそうですが、深川祭の地元の神輿の会に属していて、飲み会の余興で人前に立ったことがきっかけで俳優の道を目指したという寺島さん。アルバイトをしてお金貯め、養成所に入った瞬間、右も左もわからないながら、「俺これでやっていこう」と決心されたそうです。
養成所では、アクションの授業が好きだったことから、「太陽にほえろ!」の殺陣なども担当されていた宇仁貫三さんに弟子入り。運転手からスタートされ、キャリアを重ねてきた寺島さん、俳優として、以前の現場を振り返ると、昔は、映画監督出身の演出家が多く、フィルムを使っていたことから、撮り直しも少なかったのだとか。「フィルムの質感を大事にしてもらいたいなって思う」とお話しされていました。
「例えば木目見るとすごく呼吸してる感じするんだよね なんかそれが無機質だとやっぱりこうちょっと味気ないというか・・・」
人間のその喜怒哀楽、汗の匂いなど、人や物が呼吸している感じが大切という寺島さん。ヒノキの匂いにほっとしたり、やはりご実家の影響か、イグサの匂いもほっとするのだとか。
今回は地元、深川での収録ということで、懐かしい思い出や俳優としての原点のお話をたっぷり伺いました。
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