柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、作家の凪良ゆうさんをお迎えしました!
2007年にBL作品でデビュー以来、映像化された「美しい彼」シリーズなど人気作を生み出している凪良ゆうさん、2020年に「流浪の月」で本屋大賞を受賞。そして、今年「汝、星のごとく」で2度目の本屋大賞を受賞されました。
その快挙に、受賞の知らせを聞いた時は、しばらく言葉が出ず、編集者さんと泣いてしまったという凪良さんですが、この賞は、作家にとってリアルタイムで本を読む読者からの支持をもらう気分で、すごい励みになる賞なのだとか。
今回受賞された「汝、星のごとく」は一組の男女が高校生の時に出会い、そこから15年の月日を描いたお話。40万部突破ということで、この切ない物語を40万人の人が経験したんだ!と想像してその凄さを思い知ったという本仮屋さんですが、過酷な運命の物語ながら、余りのリアリティにめまいがするほどだったんだとか。
凪良さん曰く、あらすじだけでいうと何の変哲もない物語、ということですが、そういった場合は、物語を丁寧に積み上げるしかないのだとか。その登場人物の中に入り込むことで、細かな描写を描くという凪良さん、現在、「汝、星のごとく」のスピンオフを執筆中ということで、ぜひそちらもチェックを!
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