柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、シンガーソングライターのさらささんをお迎えしました!
可愛らしいシャツで登場したさらささん、初めてのワンマンライブを行った大阪で買ったという古着だそうで、やはり、初のワンマンは格別だったそう。自分の家に遊びに来てもらっているような感覚のライブにしようと自宅から持ち込んだ絵やラグなど自由にデコレーションして行ったというライブとなりました。
2021年7月にリリースしたシングル「ネイルの島」でデビューされ、わずか一年でフジロックフェスティバルに出演されたというさらささん。目標にしていたフェスということで、こんなにも早く出演できたというのは、自分でも驚きだったそう。当日は、緊張よりもあっという間に終わってしまった感じで、他のフェスへの出演経験もなかったことから「フェスってこういう感じなんだ」と思われたそう。
コロナ禍でデビューされたさらささん、直接ファンと会う機会がなかったことから、ワンマンライブで初めて、聴いてくれている人がいると実感できたのだとか。実際に届いてたんだ私の曲!という実感があったそうで、どんな風にさらささんの曲を聴いていたかも知れたりと、本当に嬉しくて、ありがたいことだと感じられたそうです。
歌詞では、ラブソングのように見えて、実は、自分自身との対話やインナーチャイルドのような部分と向き合う意味合いで描いたりと、「何を歌ってるんだろう」と思わせる魅力があるというさらささんの楽曲。ステージでは、自分と見つめ合う感覚が降りてくる時があったり、バンドセットでの演奏では、バンドとの息の合い方によって違いが出てきたり、改めてライブはすごい生ものだと感じる日々。
6月22日には、恵比寿liquidroomで、憧れのGRIMSPANKYとの初のツーマンライブWO予定。学生の時から大好きだった大先輩とのツーマンということで、さらささんにとっては、自分史に残るほどのイベント。ワンマンライブの初日では、いきなりステージで泣きそうになってしまい、涙を流さないように目を瞑って歌ったというさらささん、今回も感極まってしまいそうな予感なんだとか。
もともとコミュニケーションが苦手で子供の時からどうしたらコミュニケーションが上手く取れるんだろかと悩む子供だったそうですが、音楽を作ることで、こんなにも多くの人とコミュニケーションが取れるんだ、出会えるんだ、ということに驚き、感動する日々。
そんなさらささんの歌声、ぜひステージで聴いてみてください!
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