Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

25 Mar.2023

Vol. 206 千早茜さん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続き、いつものリビングに作家の千早茜さんをお迎えしました。


お茶好きな千早茜さん、今回もお好きなお飲み物としてハーブティーをお出ししましたが、
朝は絶対にハーブティーを入れ、レモンを蜂蜜につけたものにお湯を入れて飲むのがルーティン。そのレモン蜂蜜のおかげで、風邪を引かないんだとか。

「しろがねの葉」で第168回直木賞受賞を受賞された千早さん。
本当に多忙な毎日で、受賞当日は携帯にすごい数の連絡が来て、そこから返信に明け暮れる毎日。二か月たった今は、受賞のエッセイを執筆したり、インタビューも続いていたりと大変!直木賞受賞について、編集さんの言葉や先輩作家さんが喜んでくれた話、など、角度を変えて10本以上執筆したといいます。

常に色々な角度から書ける千早さん。それは子供の頃からの訓練の賜物で、実は、国語の先生だったお母様の指導のもと、二歳ぐらいからずっと日記を毎日書いてきたそう。最初は、口で伝え、五歳ぐらいから自分で書くようになり、大体「今日」から始めて、それが3日続くと、お母様から「今日であることは分かってます」と赤ペンが入ってきたほど。
そこで、どんな書き出しにするか、セリフから始めたりと、人を飽きさせない訓練をずっとされてきたそう。
日記はいまだに書いているそうですが、今は五行で、起きたことだけを書くようにされているそうです。
ちなみに、日記は、絶対に誰にも見せない文章として書いているそうで、書いたものが全部世の中の人に見れる形になってしまうと人に隠している自分が消えていきそうな気持ちになるんだそう。

そんな千早茜さんの大切にされてるもの、一生物とは・・・中国茶器。
集めて何セットも持っているそうで、京都から持ってきて、茶棚に入れているそう。この茶棚は誰にも触って欲しくないほど大切にされているそうで、実は直木賞の発表を待つ会でもご自身の茶器を持って行って中国茶を入れていたそうです。

4月にも集英社から「赤い月の香り」という単行本が刊行される千早さん。
今後の作品も楽しみです!

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