柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、
今週は、先週に引き続き、漫画家・エッセイストの鈴木ともこさんをお迎えしました。
●山が好きすぎて長野へ移住!
登山家でもある鈴木さん。山が好きすぎて、長野県松本市に移住されたそうで、現在もリノベーションしながら作って行っているという長野の家。お客様が来てもゆったり過ごせる様にと空間を広めに作ったり、住みながら手を入れていることから、実はまだ終わっていないのだとか。杉の板のフローリングなど、この土地ならではのDIYとなっているそうで、友人の手を借りて次々と作っている最中で、人との出会いが暮らしを作っているのだとか!
●生活を自分たちの手で作っていく
ご家族ではリビングで過ごすことが多いという鈴木さん御一家。庭に面して大きな窓があるので、陽だまりができるという素敵な空間。テーブルもご主人が作ったもので、生活を自分の手で作っていく時間を重ねていらっしゃいます。
土づくりからやっている農家さん「ファームしかない、」で、難しく考えず、手を動かす楽しみを見出したという鈴木さん。松本の暮らしは、街の文化もいいそうで、最近は、毎朝、空と山の写真をアップしているのだとか。これは、コロナ禍でやる様になったルーティンの一つ。で、その日によって表情を変える空、その空の下でそれぞれ頑張っていることを感じられて、毎日撮るようなって3年。空を見る様になってから心にも変化が訪れるように。
「天気が悪い」という表現はせず、自分なりに良いところを見つけ出す時間、まさに自然と共にある暮らしを過ごされている様です。
●鈴木さんにとっての一生物は?
本の中でも登場しているトレードマークの【中折れ帽】。
色違い、素材違いで持っているそうで、自分らしくあるためのアイテム。季節によって、着替えているそうです。
また、竹籠などのカゴ類も大好き!
竹細工のかごは艶が増したり、色が変わったりする楽しみがあり、日本、世界のカゴを収集中。
松本の伝統工芸品、みすず細工というカゴがお気に入りで、時が積み重なって味わいになり、自分も一緒に成長を感じられるそう。また、かごを通してその街を知るのも楽しみになっているのだとか!
鈴木さんの新刊『山とハワイ』上下巻はオールカラーで、新潮社から発売中です!
山にもハワイにも興味がなくても楽しいという旅行記。ぜひチェックしてみてください。
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