●恥ずかしがり屋・藤井隆
「恥ずかしい」という言葉をよく口にされる藤井隆さん。CDを出すのも、何をするにも、デビュー当時は「恥ずかしかった」そうですが、今は好きなことだけをやっていて、その気持ちは少し薄らいだと言います。
デビュー当時の25、6歳の時、モジモジしていた藤井さんに対して、「あなたが恥ずかしいかどうかなんて知りません!」とカメラマンに厳しく言われたこともあるそうで、仕事で集まっているにも関わらず、タレント本人が「できません」という顔をするのは失礼だと厳しく言われたそう。
もともとは、会社勤めをしていたところ、お兄さんが吉本のチラシを持ってきてくれたことがきっかけで、この世界に入ったという藤井隆さんですが、デビューの後も、一度、この業界を離れていた時もあるとか。そんな中で、お客さんが笑うと揺れるという満席のなんばグランド花月の情景が忘れられなかったという藤井さん、演者としてでなくとも、裏方でこの世界に戻れないかと思い、復帰することに。
●自分のレーベルからニューアルバムをリリース!
お笑いから、芝居、そしてシンガーとしても活躍されている藤井さん。ご自身のレコードレーベルを立ち上げ、このほど、そのレーベルからニューアルバム「ミュージックレストラン・ロイヤルホスト」をリリースされました。ロイヤルホストのグランドメニューそのままのデザインで作ったアルバムで、楽曲は、藤井さんが曲を作って欲しいと思った人たちに直接アタックして、好きなように作ってもらったという曲たちが収録されています。そんな形で1年の時をかけてコツコツ作り、曲を聴いてみたところ、ロイヤルホストのグランドメニューが目に浮かんだという藤井さん。自らロイヤルホストに掛け合い、今回のコラボが実現することになりました。
実は会社員時代、初めて一人で外回りした時にランチで入ったのがロイヤルホストで、その思い出を手紙に書いたところ、現在のロイヤルホストの社長さんが当時、そのお店の店長をされていたという素敵な偶然も!
藤井隆さんがホールスタッフとしてスタンバイしている写真や、お客さんとしての藤井さんなど、色々な藤井さんが写っているというメニュー型歌詞カード。
グランドメニューの中に歌詞が載っているビジュアルを作りたい!という藤井さんの思いが詰まったデザインとなっています。
藤井隆さんのニューアルバム「
Music Restaurant Royal Host」は現在発売中!