柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続き、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんをお迎えしました。
●番組の面白さの秘密は「努力」の賜物?
中学生の時にオールナイトニッポンを聴いて、ラジオディレクターになりたかったという佐久間さん、実は、ニッポン放送の就職試験には落ちたという経歴の持ち主。それが20年後にはパーソナリティに!大人気の佐久間さんの番組ですが、フリートークのわかりやすさの秘密は、1週間の出来事を一度文字に起こしてここの部分はいらないなど、編集することなのだとか。
そんな努力の積み重ねが面白さにつながっているようです。
●おまけがついてくる仕事
企画書を評価するという企画では、全てに点数と評価をつけてあげたという佐久間さん。ご自身がAD出身だったことから評価される立場になって、頼まれている仕事以上のことをされたようですが、そんな仕事ぶりに、「佐久間さんの仕事の先にはいつも一個おまけをつけてあげる感じがする」と感じた本仮屋さんですが、その理由には、仕事を頼んでくれた人に対する感謝と、将来、面白いものが世の中にたくさんあってほしい、という希望からなのだとか。
シンプルに「この人に売れてほしい」とか「この劇団が売れてくれたら新作見れるじゃん」と言った理由で、そうすることで自分の人生が楽しくなると言います。
●そんな佐久間さんのこだわりの物は・・・【Bluetoothイヤホン】
物を長く持つタイプではないという佐久間さんですが、一日中会議をしているときが多く、たくさんのメーカーのイヤホンを揃えているそう。会議に合わせて使い分けたり、とにかく目と耳を酷使する仕事ということで、できるだけ負担をかけないようにしようと思っているのだとか。
●「佐久間の新作観た?」と言われる人になりたい
仕事で心がけるのは、何か一個でもいいから発見があること。ナレーションが新しい、とか、この出演者のこの表情は見た事がなかった、など、一つでいいから自分がやったから新しいといえるものを入れることをルールにしているそう。
「全部知っているものだけで作ると60点から80点程度のものは作れるけれど、それを続けていると、80点が満点の人間になっちゃう」と常に「発見」を大事にされている佐久間さん。将来は、皆が「佐久間の新作観た?」とチェックするような作り手になりたいとお話してくださいました。
佐久間さんの著書「佐久間宣行のずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」は、ダイヤモンド社から発売中です!ぜひチェックを!
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