Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

22 May.2021

Vol.111 神田伯山さん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に
素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、講談師の神田伯山さんをお迎えしました。



100年に一人の逸材と言われ、今、最もチケットの取れない講談師という神田伯山さん。いきなりの辛口トークで、冒頭から笑いの耐えない語り口はさすが!そんな伯山さんも、コロナ前はとにかく忙しすぎて、お稽古する時間もなく、奥様も実は離婚を考えていたほどだったそう。コロナで仕事は減ってしまったものの、子育てする時間が取れたところは本当に良かったと振り返る良きパパな一面も垣間見れました。
そんな伯山さんのYouTubeチャンネルは、本仮屋さんも大絶賛!テレビではみられない楽屋での姿が映し出されていますが、これも奥様の発案だったそうで、「この光景を自分たちだけが見ているのはもったいない」という気持ちからスタート。一方で、YouTubeの撮影をすることによって楽屋がピリピリすることが少なくなったり、真打の悪口を言われる機会もなくなったんだとか。

本仮屋さんが初めて講談を見たのも伯山さんだったそうですが、その印象は、”大作映画を一人で演じてる!”というもの。伯山さんによれば、講談は、格好いい人の物語を語るもので、4500ほどもあるそう。例えば、「忠臣蔵」は300人いた浪士の中で討ち入りした47人を描いたもの。忠義を貫いた47人を称える芸が講談で、一方で、人間は辛いし、弱いし、逃げたくなるし・・・それが人間の業ということで、そこを描いているのが落語なんだそう。だからこそ、落語より講談の方が美形の人は映えるのだとか。本仮屋さんも女性講談師役を演じてみたい、とお話しされていました。漫画「ひらばのひと」では監修も務める伯山さんですが、囲碁でも落語でも将棋でも、漫画やアニメになると一気に広がるという現象が見られることから、この漫画が自分のいい名刺になったと感じられているんだとか。

とにかく話が尽きない本仮屋さんと伯山さんのトーク。
来週も笑いたっぷりでお届けします!

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