ラジオ界の覇王、レジェンドと言われる伊集院さんが先週に引き続き登場！今週は、最近、再燃されているという落語のお話からのスタートでした。
伊集院さんのラジオ番組に師匠の三遊亭円楽さんが登場したことから、再び落語にチャレンジすることになり、生放送の勢いで二人会の話まで持ち上がったりと、かなりのプレッシャーを感じているそうですが、一方で、どこかでやりたいと思っていた気持ちもあったという伊集院さん。25年ぶりに台詞を書き出したり、一つ一つ考えてみたりされているそうですが、実際に古典をさらってみると、以前はわからなかったことが急にわかるようになったり、その深さを改めて感じることになったり・・・実際に今回の収録でも「厩火事」という古典のお話をしてくださいましたが、聞けば聞くほど実際に伊集院さんの落語を聞いてみたくなるお話でした。
自分の中で、今になってわかったこと、その変化を師匠に聞いて欲しいと思っているという伊集院さん。本気で、でもワクワクしながら落語に取り組んでいらっしゃる姿が目に浮かぶようでした。

そんな伊集院さんにとっての一生ものは・・・【万華鏡】
新婚旅行で行ったベニスで購入したもので、アタッチメントで中の絵柄が変わるというもの。
当時６万円したこの万華鏡は、今でもご自身の中でスイッチが切れない時に見たりしているそうですが、そもそも、テレビに映しきらないものが好きという伊集院さん、例えば、蛍やオーロラなど、肉眼で見るのとテレビに映る姿が違うものがお好きだそうで、そういう意味で万華鏡は、テレビでは映しきれない楽しみがあるものなのだとか。大体のものはテレビで撮れる時代、テレビに映らない、映せないものは、確かに自分だけが味わえる貴重な体験ですよね。

お話を伺う中で、常に仕事や面白いと思うものを考えていらっしゃる伊集院さんですが、仕事部屋は、３、４個のテレビがついていて、ゲームやりながら朝ドラを見たり、と完全にONの部屋なのだとか。そして、その部屋を出ると完全オフ！全スイッチを切る感覚なんだそうです。
そんなプライベートのお話もたっぷり伺えた今回の収録ですが、最後には、「すごい照れて、ちゃんとした話をしてしまった」とボソッと呟いた伊集院さん、今回は、黒伊集院でも白伊集院でもなく、様々な表情が垣間見れる玉虫色の伊集院さんでした。