自称「百獣の王」である武井壮さんですが、現在のご自宅には様々なトレーニング機器があったり、部屋をスケボーで移動したりと、まるで遊園地のようなんだとか。
そんな中、一番落ち着く空間はお風呂。大きなバスタブで、肩から打たせ湯が出てくるというセレブなお風呂で、そこで読書をしたり、インプットの時間にもされているそう。反対にリラックスできそうな寝室は、ベッドに入った瞬時に寝てしまう癖があるので、寝る時以外は近づかないようにしているそうで、まさに動物的な生活習慣が身についているようです。

食生活に関しては、あまりこだわりがないという武井さん。高校の頃は栄養士に相談してグラム単位でこだわっていた時期もあったものの、とにかく足りることが重要ということで、普通の人の３倍のカロリーに当たる7000キロカロリーを摂取していた時期もあったそう。高校時代は地理歴史研究部に所属し、トレーニングは自分で行っていたことから、「最強のフィジカルを持つ文化部員」と言われていたんだとか。学校の先生におかずをもらったり、食堂のおばさんには常に大盛りにしてもらったり、と、経済的に苦しい中でも周りの人たちに応援してもらったと当時を振り返っていらっしゃいました。

そんな武井壮さんの一生ものは・・・【俳句の歳時記】
俳句を読む際に使う本で、季語などが記載されているというもの。世界進出を考えているという武井さんですが、世界をみる中で、改めて日本文化の美しさに魅了されたようで、これほど繊細で色鮮やかで素晴らしいものはないと感じているそう。日本人の心、そして言葉と、この文化の美しさを知らずに話しているのはよくないのではと俳句を読み始めたそうで、現在、日本語の美しさに魅了されているという武井さん。すでに数百という句を読み、俳句集の出版もできたらとお話されていました。
日常の何気ないことを美しい言葉で表現して感動させるという俳句。その俳句的なものの捉え方は、トレーニングにも通じる部分があり、全ての物事に通じる一生ものの考え方の基礎になると考えているんだそうです。

何事にも前向きで全力で挑みつづける武井壮さん、その核心に触れるお話に、本仮屋さんも終始感動の連続だったようです。