朝の過ごし方としては、とにかく朝が弱いという前田社長。起きたらすぐにドーパミンを出すために筋トレをするのが習慣なんだとか。腕立て、腹筋など１５分から２０分自分を目覚めさせるためにサーキットトレーニングを行い、毎回限界に挑戦することで覚醒すると言います。その後、トランポリンで有酸素運動をされるそうですが、その時間も無駄にしないようにとオーディオブックを３倍速で聞きながら運動されているそうです。「アウトプットはインプットから来ている」という言葉をまさに体現されているモーニングルーティンでした。

合理性だけでは勝てない世の中になってきていていると今の世の中を分析されている前田さん。科学的に考えつつもエモーションを一番に考えるようにしているそうで、一生モノの大切にされているものも、小６の時に弾き語りを始めた時から使っているアコースティックギターと22歳の時にもらった時計でした。
アコースティックギターは、まさにSHOWROOMをスタートさせた原点。そして、時計については、２２歳でNYに行くときに、知り合いの方がくれたというもの。飛行機の中で、初めて時差に合わせて時計の針を直したことを今でも忘れないという前田さん。この時計を見る度にその時のことを忘れず、頑張ろうと初心に返ることができるんだそうです。
高いものより、感情的な価値が大きいものを大切にされている前田さんですが、人は皆、自分を動かすものにはすでに出会っていて、それに気づくことができるか、が問われるところ。多くの人が、それに気づかず通り過ぎてしまっているようですが、前田さんは、皆の宝を見つける手助けをしたいとお話しされていました。