柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、SHOWROOM代表取締役社長の前田裕二さんをお迎えしました。
著書「メモの魔力」が68万部越えというベストセラーにもなっている前田社長。目標は100万部というのも驚きですが、着々とその数字に近づいているようです。元々はご自身のメモについて外に出すものではないと思っていたそうですが、こういったものこそ、皆が見たいのでは?というアドバイスの下、2018年のクリスマスイブに発売。現在、このwithコロナの時代にぴったり合った内容となっていますが、それを2年前に執筆されていたというのは驚きです。
ご自身の人生観を込めたというこの本、今の時代の流れに合っていると話題となっていますが、コロナ禍でこれから更に心の空洞化はもっと進むので、SNSはもっと居心地の悪い場所になると予想される前田さん。ネガティブな感情によってぽっかり空いた穴を埋めるサービスが人気になる、とお話されていました。共感、エモいものなど、ストーリー性がある商品に人気がプロセス経済が成功する時代。どういう過程を経て作られてきたかに焦点が集まると分析されていました。
最近リリースされたsmash.というバーティカルシアターアプリが注目のSHOWROOM。短尺動画、それも縦で見る動画という部分で画期的なサービスで、TikTokに近いものなんだとか。スマホ版のNetflixにソーシャルを掛け算したサービスで、プロのライブやお芝居などもあったり、短いというところにもこだわり、一駅分という長さにされているそう。また、このサービスの中で誕生したPickという機能は、動画を摘まむ動作をすると保存できるというもの。この指の動きも新しくてスマホの新しい動作として注目を集めそうです。コミュニケーションをとる際にも、このPickで保存した動画をシェアできて、会話が弾むようになっているんだとか。
マイクロインタレスト(細かい興味・関心)に注目しているという前田さん。一緒に動画を見に行ったりするサービスも考えているそうで、コロナでさみしい心を埋めてくれることになればとお話されていました。
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