イケメン過ぎる落語家としても人気の瀧川鯉斗さんですが、元暴走族の総長という異色の経歴を持ち、その後、役者を目指して上京するも、アルバイト先で師匠の落語を聞いたことから、落語の世界に。昨年5月に真打に昇進されています。現在は、落語だけでなく、TV出演やファッション誌に登場したりと様々なメディアで活躍中!
今回は、カジュアルな服装で、着物姿とはまた違ったイケメンぶりで収録にお越しくださった鯉斗さんですが、滑稽噺をやるには、自分の今の外見は邪魔になると考えていることから、今の瀧川鯉斗としてやれるものは何かを考え、艶噺を選ぶようにされているのだとか。滑稽噺は年齢を重ねてからと考えているようです。
頭の中には100近い演目が入っているという落語の世界。口伝でお稽古をつけてもらうのが通常ですが、今の時代はICレコーダーを使って覚えていくのだとか。鯉斗流の覚え方は、文字に起こすのではなく、とにかく聞くこと。繰り返し聞いて覚えていくのだそうです。
そんな鯉斗さん、落語家になって初めて地元の愛知で高座に上がった際には、暴走族時代の仲間が駆けつけてくれたそうで、真剣に落語を聞く仲間たちの姿を客席に見て、「俺、落語家になったんだなぁ」としみじみと感じたのだとか。その時ばかりは小遊三師匠が途中で説明を入れるほどで、普段落語に触れる機会のない後輩たちも落語の世界を堪能したんだそうです。
ちなみに、落語初心者へのおすすめは、動物的な感覚で、「この噺家が好き!」と思ったら徹底的に聞くこと。とにかく寄席に足を運んで、知らない噺、知らない落語家、漫才など、味わってみて欲しいとお話しされていました。
滝川鯉斗さん出演!
12/6〜10 浅草演芸ホール 昼の部
2021年1月2日には、パレスホテル東京で独演会も!
是非チェックしてみてください