Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

25 Jan.2020

Vol.43 塩谷歩波さん



夜の帳が降りる頃、リビングに素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続
きイラストレーターで、番頭の塩谷歩波さんをお迎えしました。



毎回、ゲストの方のお好きな飲み物を出しているこのリビング、今回はハーブティーをいただ
きながらのトークとなりましたが、普段は、お父様がコーヒー店を営んでいることから、コーヒ
ーもご自宅で豆をひいて淹れているという塩谷さん、何事もこだわり派のよう。
今、こだわっているのは万年筆だそうで、イラストも万年筆で描いているそう。元々は、油性ペ
ンを使っていたそうですが、カラーバリエーションが少ないことから万年筆に切り替えたそうで
、顔料インクを使い、現在では、自分で混ぜ合わせて色を作っているほどなんだとか。文房具
好きにはたまらない蔵前の文具店「カキモリ」の話題で盛り上がった二人。塩谷さんは、毎月
1個ずつインクを買い揃えているそうでバリエーションを増やしているんだとか。
銭湯のイラストを手がける他、小杉湯のイベントなども手掛けられているという塩谷さん、銭
湯でイベント?と思うところですが、営業時間前にライブをしたり、コラボ湯を行ったりと、案外
色々なイベントが可能なようです。コラボ湯では、農家の痛んだミカンなどをお風呂に入れて
、変わり風呂イベントを行い、番台前でミカンの販売もしたりするそうで、農作物だけでなく、い
ろいろな企業と繋がれる場でもあるんだとか。ライブもアコギのコンサートを行ったりしたそう
で、お客さんは、お風呂の前にお風呂用の椅子に座ってもらって見てもらったり、お湯が抜か
れたお風呂の中に入って見たりと、いつもとは全く違う銭湯の楽しみ方が味わえそう。最近、
塩谷さんが企画したイベントとしては、クリスマスプレゼント会があったそう。お客さんが一つ
プレゼントを持ってきて、番台前の大きな袋に入れてもらい、お客さんは帰りに一つ持って帰
るというプレゼント交換会。おばあちゃんから子供まで、様々な人たちがワクワクするイベント
となり、帰った後にSNSで報告してくれるお客さんも多かったようです。
そんな、塩谷さんにとって一番大切にしているものは・・・【銭湯】
自分の人生を変えてくれたもの、場所であり、今があるのは全て銭湯のおかげという塩谷さ
ん。自分が一番大切にしていることは絵を描くことで、その場を提供してくれたのも銭湯であり
、自信がなかったことも銭湯を描き始めて、肯定され、周りからの声に応援され、自分の好き
なものに胸を張れるようになったと言います。
今年からは、イラストのフリーランスとしても活動を始めるという塩谷さん。引き続き、銭湯文
化を広めるため、発信し続けて行きたいとお話されていました。
ちなみに、塩谷さんが次に行きたい銭湯は、「ゆパウザひばり」だそうですが、体も心も温まり
、心が前向きになるという銭湯。本仮屋さんも塩谷さんの「銭湯愛」にほっこりしたようでした。
そんな塩谷歩波さんの著書、「銭湯図解」は、中央公論新社より発売中です!
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