柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様をお迎えするこの番組、今週は、先週に引き続き、エッセイスト、地球の広報としても活躍する、たかのてるこさんをお迎えしました。
お茶を飲みながらのひとときに、話は中東の旅のお話へ。今や戦火のシリアも、たかのさんが旅した頃は平和で旅人たちに常に声をかけてくれるような街だったそうで、何度もお茶に呼ばれたそう。お茶が大切な時間となっているイスラム文化ですが、井戸端会議は世界共通のもの。どんな場所でも同じような風景が繰り広げられているようです。
様々な文化に触れ合ってきたたかのさんですが、インドの教えに、「自分が人に迷惑をかけているんだから、人を許しなさい」というものがあったそう。日本では、常に人に迷惑をかけちゃいけないと教育される中で、迷惑をかけたり、かけあったりというのが当たり前。だからこそ、人生に起こる辛いことを聞いてもらう相手を探すのが大切で、深い付き合いをするためには、自分から頼る、助けを求めるのがポイントとお話されていました。
自分らしく生きるために、アジの開きぐらいに開いているというたかのさんですが、以前は、好かれたい、カッコよくありたい、ということを考えていたそうで、人と比べるから辛かったといいます。
そんなたかのさんが勧めてくれた今すぐできることは・・・自然の豊かな場所で、素足で芝生を踏み締め、太陽を浴び、自分を褒めること。自分を褒めることは、毎日休みなしに働いている自分の体へのボーナスとお話されていました。
そんなてるこさんにとっての大切なものSparkleなものは・・・【猫のリンちゃん】
自然を仲間と思えなかった高野さんにとって、動物がグッと近くなったり、愛を教えてくれた存在。命そのものが近くなったそうですが、動物を飼う、という自分がやったことがないことをすることで大きな学びがあったといいます。
旅をすることによって、生まれてきて良かったと心の底から思えるようになったという高野さん。旅に出ている時意外は自分が自分であることに居心地が悪かったそうですが、やっと自分らしく、毎日、自分を褒めて上げられるようになったといいます。自分以外の人と出会わないと自分は理解できないからこそ旅をして人との出会いを楽しんでいる姿に、ユイカさんも大いに感化されたようでした。
ちょっとしたプレゼントにもぴったりなたかのさんの本「生きるって、なに?」「逃げろ 生きろ 生きのびろ!」はAmazon、全国書店で発売中です!
ALL VIEW