柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に素敵なお客様
をお迎えするこの番組、今週は、いつものリビングを飛び出して、大手町にある三菱地所レジ
デンスのオフィスで、シンガーソングライターの大塚愛さんをお迎えした模様をお届けしました
。
ワーキングスペースの中心に位置する「The Cross」と呼ばれる場所にはドイツ製のジーマテ
ィック社の最新式キッチンがあったり、様々なデザインの椅子やグリーンも置かれ、居心地の
良さそうな空間が広がっています。そんなスペースで、多くの社員の皆さんが見守る中での収
録。大塚愛さんにとっても初めての体験だったようですが、水素水の出るキッチンやデザイン
が好みの椅子を見つけ、はしゃぐ姿も自然体の大塚さんでした。
4歳からピアノをはじめ、去年がデビュー15周年目だったという大塚さんですが、「ここからち
ゃんとしなくては!」と感じられているとか。デビュー当時の勢いから落ち着き、ここからは実
力で登って行く時期と考えているそうです。
人が好きな世界感も描けて、自分が好きな世界も表現できて・・・その2つが一緒になることが
理想ということですが、ライブでは声のコントロールや技術的なことにも細かく気を配られる徹
底ぶり。いつも自分に点数をつけるクセがあるそうですが、ライブなどでは、一曲、一小節ごと
に客観的に評価する自分がいるそうで、ライブでもカメラにどう映っているか、など、常に考え
、楽しいと思ったことがないぐらい冷静に自分を見ているんだとか。
そんな大塚愛さんの最新シングル「Chime」は、友情をテーマにした一曲。娘さんの目線を借
りて書いた曲だそうで、元気で、パワフルに背中を押してくれ歌詞が印象的。
「さくらんぼ」などキュートなイメージの大塚愛さんですが、実は、「キュート」な曲は一曲もない
そうで、ご本人いわく、「クレイジー」な曲。それぞれの曲の中に登場する主人公を「アイツ」と
呼びイメージを作り上げられている部分もとても興味深いお話でした。
ちなみに、曲作りはご自宅で製作するときもあるそうですが、場所は決まっていないそうで、
締め切りも大の苦手!あくまでも曲は自然に生まれるそうで、歩いていても一度止まって、携
帯に録音されるそう。娘さんと一緒の時にも「ちょっと待ってて」と吹き込んだりするときもある
んだそうです。
そんな大塚さんの原動力は、「常に変化する」ということ。
一つ作り上げたら違うところ、そしてまた違う方向へと、同じところに留まらないようにされてい
るそうですが、頑張りすぎず、肩の力が抜けているところも大塚愛さんらしさなのかもしれませ
ん。
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