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2024.12.26
紀伊半島

紀伊イノベーションとは?紀伊半島を特集♪

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【三重県:リアス海岸(横山)】写真提供:三重フォトギャラリー

Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、働き方、暮らし方の変化から移住を考えている方が増えていますが
この時間は“地方移住”についてご紹介します。

お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。

浜崎秘書:今週は“紀伊半島”を特集します。
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堀口:紀伊半島は奈良・和歌山・三重の3県にまたがる
雄大な自然と歴史文化を抱えた日本最大の半島です。

修験道や真言密教、神道といった多様な信仰を育んだ
霊場として世界遺産になっています。

この紀伊半島ではここ数年、半島一帯に存在している空き家や廃校、
そこにしか存在しない特有の自然や歴史など、
古くから受け継いできたものを使ったイノベーション、
“紀伊イノベーション”と呼ばれる面白い動きに注目が集まっています。

例えば、廃校になった小学校跡地でトラフグの養殖に成功し
“山育ちのトラフグ”として新たな地域の名物を作ったり

移住して牡蠣の養殖をしながら
漁村を“楽しいまち”に変えていくという志で
「漁場クルージング」などの“漁村アクティビティ”を開発して
観光客や関係人口の獲得に貢献しています。

やしろ本部長:楽しそうですね!

堀口:紀伊半島には今、そういった人が続々と集まり、
地域に根差し地域の人を巻き込みながら、面白いことを始めています。
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浜崎秘書:今日は紀伊半島の和歌山県すさみ町に移住された、
源口葉月さんとお電話が繋がっています。

源口さん:よろしくお願いします!

やしろ本部長:源口さんは大阪から和歌山県すさみ町に移住されたということですが、
どうして和歌山県すさみ町だったんですか?
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源口さん:このまちの人間力と地域愛に惚れ込んだからです。
個性が爆発していて生きることを楽しんでいる人たちに出会い、
人柄がまちに現れているなと感じました。

ないものはつくる丁寧な文化と生き方にも引き寄せられて、
気が付いたら移住していました!
最初の1年は大阪とすさみ町の二拠点生活を経て、
その後2021年にすさみ町へ完全移住しました。

やしろ本部長:すさみ町では、どんな仕事をされているんですか?

源口さん:すさみに来て初めての仕事は、
元交番だった遊休施設を再生させて、新たな観光拠点をつくることでした。
人が集うコワーキングスペースを設けて、
地元民を主役にしたローカルツーリズムやイベントの企画などをしていました。

今はまちづくりの会社を創業して、
未利用魚と言われる市場に出回らない魚の流通・水産加工事業を立ち上げて、
子供達の生き方を耕す生業体験のプログラムを提供、
また企業や学生を受け入れる猟師町インターンシップなどをやりつつ、
ヨソとナカを繋いで、混ざり合いが生まれるようなことを伴走しています。

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【和歌山県:橋杭岩】 写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

堀口:すさみ町という一つのまちを拠点に
紀伊半島という広いエリアで活動されているということですが、
具体的にはどんなことをされているんですか?

源口さん:まちという単位から、紀伊半島という単位に
変えることで広がる可能性や魅力を感じています。

私は元々、奈良の地域企業で10年間働いてきたのですが、
その当時のご縁が続いて、奈良奥大和エリアの皆さんと交流を深め、
海と山の文化交流のイベントやツアーの企画、
また奈良の一次産業従事者の方とすさみの耕作放棄地を活用した
「農プロジェクト」なども実践しています。

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【奈良県:吉野山】

まちという単位から紀伊半島という面単位で、
人と人が出会う場づくりを広げていきたいなと感じています。

やしろ本部長:リスナー社員の皆さんの中にも、
紀伊半島に興味を持った方や移住であるなど、
地域と関わりを持ちたいと思った方もいらっしゃると思います。
そうした方にメッセージをお願いします。

源口さん:紀伊半島の魅力は海と山の近さと
そこに根付いてきた人々の暮らし方、生き方にあると思っています。
豊かな恵みがあるのはもちろん、
そのまちらしさがそれぞれにあります。

よそ者である私の役割はそういった、
地元の人たちのあたりまえにある日常こそが宝物であることを翻訳して、
外の世界に伝えることだと思っています。

なので、まちを変えたい!というよりは
私の中のイノベーションの解釈は
まちの「らしさ(個性)」を深めていくことだと思っているので
それが紀伊半島という単位で、
それぞれの地域プレイヤーと繋がって発信できたら
まだまだ面白いことがたくさん起こると確信しています。

浜崎秘書:ここで“紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会”からのお知らせです。

2025年1月31日(金)19:00から、SHIBUYA QWSで
紀伊半島トーク&交流会を開催します。テーマは「イノベーティブ」です。
紀伊半島で新たなイノベーションを生んでいる3名のゲストをお呼びし、
「地域×イノベーティブ」について考えます。 
堀口部長と、浜崎がこのイベントのファシリテーターを務めます。

イベントの後半では、紀伊半島の食を交えながらゲストとの交流会もあります。
皆様のご応募をお待ちしております。
詳しくは、TURNS HPからどうぞ!

やしろ本部長:源口さん、堀口さん、ありがとうございました!
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