埼玉県
「移住のきっかけはランニング!?埼玉県秩父市」
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、働き方、暮らし方の変化から移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は“埼玉県秩父市”を特集します。
堀口さん、お願いします。
堀口:昨年も移住推進部で特集して
埼玉県在住の私としても、ゆかりのある場所なんですが、
秩父市は都心から特急で約80分と近く
キャンプ場、アウトドア、紅葉、パワースポット巡りなど、
楽しめる場所がたくさんあります。
古くから人々の信仰の厚い神社仏閣も多く、
最近ではパワースポットとしても有名な三峯神社や聖神社などが有名です。
祭りも日本三大曳山祭りの秩父夜祭や農民ロケット龍勢祭、秩父川瀬祭など、
全国的なものから小さな祭りまで、一年間で数多くの祭りが開催されます。
また水が綺麗で酒どころとしても有名で
日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、ビールなど様々なお酒が造られています。
浜崎秘書:今日はそんな秩父市から、
秩父市役所 移住相談センター 地域おこし協力隊の
松本卓也さんにスタジオにお越し頂いています。
松本さん:よろしくお願いします!
やしろ本部長:松本さんは秩父市のご出身で、
Uターン移住をされたということですが、きっかけはなんだったんでしょうか?
松本さん:このスタジオ前の皇居を走り始めてランニングが趣味になったんですが、
ランニングを通じて出会った仲間たちを連れて秩父を走った時に
「秩父って山も自然も近くていいところだね」と言ってくれたのが嬉しくて、
秩父にもっと来てくれる人を増やしたいと思うようになり
秩父市にランナーたちが集えるような施設を作りたいと思ったのがきっかけです。
やしろ本部長:秩父市で移住相談員をされて1年ですが、実際にどうですか?
松本さん:昨年と比較すると今年の相談件数は落ち着いた傾向にありますが
ご自身で調べて動いて、秩父市へ移住されている方もいらっしゃいます。
具体的にはチャレンジしたい仕事に就くために
求人広告も出ていない企業さんに直談判で就職された後に、
移住相談センターに支援について相談に来られた方がいて衝撃的でした!
堀口:秩父市に移住を考えた時の仕事の選択肢や、
移住支援などの制度はどうですか?
松本さん:秩父市は武甲山を原材料としたセメント産業が昔から主要産業の一つですが、
実は製造業が一番多い地域で、特に精密機械の部品関連が多いです。
また最近では観光地としても有名になり、
宿泊や飲食などの観光業も盛んになってきています。
やしろ本部長:そうなんですね!
松本さん:また移住支援に関しては45歳以下の方が秩父市に転入されて
秩父市内の企業に就職・転職された場合、20万円の奨励金を支給するという
「若者移住者就職奨励金」を制度として設けています。
今、秩父市は働き手不足なので、ぜひ若い世代の方に
秩父市でチャレンジしていただきたいなと思っています!
やしろ本部長:今日の放送を聞いて、秩父市に興味をもった方、
移住先として秩父を検討しようと思った方もいらっしゃると思います。
最後にメッセージをお願いします。
松本さん:移住するということは、今までと違う環境に飛び込むことで
地域のコミュニティに溶け込むのも人によってはハードルが高いと思います。
そんな移住された人と地元に住む人がつながるきっかけになればと
秩父市にあるミューズパークという大きな公園を利用して
毎週土曜日に「秩父ミューズパークparkrun」という
ランニング・ウォーキングイベントを開催しています。
このイベントを通じて地元の人と触れ合い、
秩父に馴染んでもらって地元の仲間を作ってもらえたら嬉しいです。
浜崎秘書:ここで、秩父市からのお知らせです。
12月2日(土)、3日(日)に秩父夜祭が開催されます。
山車を曳くことで知られる曳山祭のひとつで、
毎年30万人の人が訪れる秩父市の一大イベントです。
ぜひお越しください。
そして、秩父市移住相談センターでは12月23日と来年1月27日に
5つの市と町で合同移住相談会を開催します。
海の地域や山の地域、特徴の違う市と町が移住視点でそれぞれの地域をPRします。
開催場所など詳しくは秩父市移住相談センターのHP、
または移住推進部HPからどうぞ。
やしろ本部長:松本さん、堀口さん、ありがとうございました!
秩父市移住相談センターでは、公式LINEを開設しました!
URLはこちら【https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=952dircg】