秋田県
「花火が好きすぎて移住!?秋田県大仙市」
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、働き方、暮らし方の変化から移住を考えている方が増えていますが
この時間は“地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:8月は4週にわたって「秋田県大仙市」を特集してきましたが
今回で最終回です。堀口さんお願いします。
堀口:いよいよ、今週末8月26日(土)は“大曲の花火”です。
最高賞である内閣総理大臣賞をはじめ数々の褒賞が授与される、
国内で最も権威と歴史を兼ね備えた競技大会となっています。
出羽丘陵を背景にした観覧会場は、花火を鑑賞するには絶好のロケーションで、
大迫力の音と光の芸術作品を身体全体で味わえます!
やしろ本部長:競技大会なんですもんね!
堀口:それ以外にも大仙市には色んなお祭りがありまして
国重要無形民俗文化財の「刈和野の大綱引き」は
室町時代に始まったとされ、500年以上の歴史があるといわれており、
大綱の長さは200m、重さ20トンもあり、国内最大級の綱引きです。
浜崎秘書:今日は、そんな大仙市で
喫茶店「PLUS CAFÉ inspired by Double Tall」を営む
後藤仁美さんにお電話が繋がっています。
やしろ本部長:もしもし!
後藤さん:よろしくお願いします。
やしろ本部長:後藤さんは大仙市で喫茶店を営んでいる、
店主さんということですが、どうして大仙市に移住されたんですか?
後藤さん:私は移住する前、日本全国の花火大会を観て周るのを趣味にしていました。
やしろ本部長:素敵な趣味!
後藤さん:大仙市には「花火鑑賞士」と言う資格があり、
そこで知り合った大仙市の方や自然と増える知り合いが
別の花火大会にはない親近感を感じ、移住に至りました。
浜崎秘書:花火移住ですね!
やしろ本部長:日本一の花火大会のある大仙市に暮らしてみて、いかがですか?
後藤さん:先ずは自分がこういった経緯で移住したことが、
他の人からみると珍しいことなんだと気づかされました!
堀口:今、大仙市でどんなことをされているんですか?
後藤さん:移住してすぐにお店を開業しました。
移住前に働いていたダブルトールカフェの技術を活かし、
駅にカフェをオープンしました。
JR大曲駅は元々駅にカフェがなかったのですが
大仙市の入り口、顔である大曲駅で
「また大仙市に来たい!」「大曲駅にはカフェがあって便利だな」と
思ってもらえるようなお店作りを心がけています。
やしろ本部長:最後に後藤さんのように、花火が大好きな方、
そして、自分の生き方をかえてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方々に、メッセージをお願いします。
後藤さん:今日の私の話を聞いて、花火が好きってだけで
移住から定住できるの?と思う方がいらっしゃったと思いますが
私も移住前は定住までは考えていませんでした。
現在、お店のこともありますので、当日の花火大会はまともに観られていません。
本末転倒かもしれませんが、このまちに移住して良かったなと思っています。
何より自分が地域の人や環境によって、
この10年間でとても大きく成長させてもらえたと思っています。
人生は花火のように一瞬で儚いです。
自分の人生を花火のように打ち上げ、成長する環境が大仙市にはありますので
ぜひ一度、大仙市へ遊びにきてください!
やしろ本部長:花火の楽しさを提供する側にまわって
まさに生き方の中に花火があるってことですよね!
浜崎秘書:ここで、秋田県大仙市からのお知らせです。
全国から選りすぐりの花火業者28社が日本一の座をかけて競い合う
第95回全国花火競技大会「大曲の花火」が
いよいよ8月26日(土)に開催されます!
日本の伝統文化と匠の技がつまった競技花火の他、
大会実行委員会が毎年趣向を凝らし、視界に収まりきらない光のショー、
壮大な音楽に合わせて打ち上がる大会提供花火など、花火の魅力がいっぱいです。
会場に行かれる方もいらっしゃると思いますが、
NHK BS放送でも生中継されますので、ぜひ、ご覧ください!
やしろ本部長:後藤さん、堀口さん、ありがとうございました!