福島県
伝統の三春張子♪こおりやま広域圏
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、働き方、暮らし方の変化から移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は「こおりやま広域圏」を特集します。
堀口:こおりやま広域圏というのは
郡山市とその近隣市町村である17市町村が社会的・経済的な結びつきのもと、
様々な分野で密接な関係を構築しているエリアのことを指します。
福島県の中央部に位置しており、こおりやま広域圏の人口は約62万人。
福島県内の人口の約3分の1を占めています。
何をするのかというと公共施設の相互利用促進や
産業・環境分野における協同研究、災害時の相互支援などにおける
協力・連携が進展する取り組みとして今、期待を集めています!
浜崎秘書:今日はそんな「こおりやま広域圏」の郡山市で、
江戸期の元禄時代から300年以上の三春張子の伝統を受け継ぐ
『デコ屋敷本家大黒屋』21代当主 橋本彰一さんに
スタジオにお越し頂きました。
橋本さん:よろしくお願いします。
やしろ本部長:21代当主ってすごいですね!
橋本さん:その環境で育ってきたので、あまり実感がなかったりします(笑)
やしろ本部長:具体的にはどのようなお仕事をされているんですか?
橋本さん:和紙を素材とした張子というものを作っています。
今日はスタジオにダルマさんを持ってきました!
やしろ本部長:これも紙で出来ているんですか!?
橋本さん:そうなんです!
浜崎秘書:かわいい!
橋本さん:張子仕事は全て手作業で、私がこの仕事に戻ってきた時は
「なんて手間隙のかかって大変な仕事に戻ってきてしまったんだ…」と思いましたが
仕事を覚えるうちに気持ちにも余裕が出てきて
この仕事がいろんな可能性を秘めていることを感じ始めました。
そして、今はダルマさんだけでなく色んなものを作るチャレンジをしています!
やしろ本部長:橋本さんは郡山市の魅力をどんな風に思いますか?
橋本さん:福島県には色んな魅力がありますが
まず郡山に来ていただけると、そのどこへ行くにもアクセスが良いです。
また私が住むのは郡山の街中からは少し離れた山里の方なのですが
私のような、ものづくり職人が集中して作業するにはすごく良い環境です。
堀口:伝統を継承していくことは大変なことだと思いますが
橋本さんはどんな想いで続けていらっしゃるんですか?
橋本さん:張子作りは家業で両親、祖父母の
大変そうな後ろ姿を見てきたのですが
まずは何より自分が張子仕事を楽しんでやるということを心がけています。
そうすることで、この仕事を面白そう!と
感じてくれる人が出てくるのではないかと思っています。
やしろ本部長:橋本さんのお話や、「こおりやま広域圏」というエリアに
興味をもったリスナーさんもいらっしゃると思います。
最後にメッセージをお願いします。
橋本さん:まずは一度訪れてみていただけると
その良さをわかってもらえる土地だと思います。
人やもの、また美味しいものもたくさんありますので
ぜひ遊びに来ていただければと思います!
浜崎秘書:ここで、こおりやま広域圏からのお知らせです。
地元の魅力に触れたり、先輩移住者や地元の方に直接話を聞いたり、
この夏、こおりやま広域圏オリジナルツアーを開催します。
●7月27日(木)〜28日(金)猪苗代町・鏡石町コース
「猪苗代湖に岩瀬牧場!福島の自然をまるっと体験!」
●8月21日(月)〜22日(火)本宮市・三春町コース
「夢がふくらむ移住先★いきいき本宮・まったり三春」
今日ご出演の橋本さんの大黒屋デコ屋敷で絵付け体験もあります。
●8月26日(土)〜27日(日)大玉村・二本松市コース
「アクティブ・文化・盆踊り あなたが求める移住 ここにあるかも!」
いずれも1泊2日、参加費1組5000円となります。
ご応募は、移住推進部HPのバナーからどうぞ!
堀口:この3つのツアーの見どころをご紹介する
オンラインフォーラムが7月7日(金)19時から開催されます。
こちら私が司会で、橋本さんにもゲストとしてご登壇いただきます。
橋本さんの持ち家である古民家を改装したカフェから配信しますので
皆さんお気軽にご参加いただけば嬉しく思います!
やしろ本部長:橋本さん、そして堀口さん、ありがとうございました!