茨城県
潮来市から茨城県の水辺の未来を創る!
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:先週に続き“茨城県特集”ということで、堀口さんお願いします。
堀口:茨城県は地域に関わっていく人を増やしていこうと
関係人口拡大の取り組みに力をいれています。
今週も、その取り組みの一つ『STAND IBARAKI』についてご紹介します。
『STAND IBARAKI』とは、
茨城をフィールドとしてチャレンジするプレイヤーの育成を目的に、
プレイヤーが「自ら設定したプロジェクト」のプロトタイプを実践しながら
仲間を集める6ヶ月のプログラムです。
事業のユニーク性や関係人口をどの程度増やせたか?などの評価をもとに、
MVP3名を決定するんですが、
今日もMVPの中からおひとり、スタジオにお越し頂きました。
浜崎秘書:プロセスとファン獲得の点で最も優れていた
「STAND IBARAKI賞」を受賞された横地綾人さんです。
横地さん:よろしくお願いします。
やしろ本部長:横地さんは2019年から茨城県にIターン移住されたということですが、
どうして茨城県に移住されたんですか?
横地さん:東京での仕事を続けながら、
生活の基盤を自然においたライフスタイルをとりたいと思ったからです。
その点、毎日何十本も東京駅から高速バスが出ている
今、住んでいる潮来市は理想でした。
経営コンサルで激務なんですが、両立できていますし、
家族と一緒に健康的な生活ができています。
やしろ本部長:両立できるものですか?
横地さん:実際、時間は大変ですが
心と身体のバランスという点では良い刺激になっています!
やしろ本部長:横地さんはスマートな体型ですが、
何か運動やスポーツをやっているんですか?
横地さん:潮来市に移住してからSUPを始めました!
自分は東京と茨城どちらの人間なのか?と考えることがあったんですが
潮来市の水辺に注目し、去年から仲間とともにSUPツアーから始めて、
今は水辺活性のための法人も立ち上げ、事業化を目指しています。
やしろ本部長:『STAND IBARAKI』でSTAND IBARAKI賞受賞ということですが、
横地さんはどんなことを、茨城県で実現されたいと思っているんですか?
横地さん:茨城は潮来から水辺の未来を創りたいと思っています。
潮来は歴史上、水運で栄えた水の都なんですが
そこで日常的に水辺に人が繋がって、集い語らうビジョンを掲げており
第一歩として今、古い町並みや川・湖をSUPで巡るツアーを運営しています。
他にも賑わい創出の仕掛けを企画していますし、
まさに今日、高校生に授業する機会もあったのですが、
若い人が潮来の水辺に誇りを持つきっかけも作りたいと思っています。
堀口:地域の人たちにとっても嬉しい活動だと思うのですが
実際にまちの人の反応はいかがですか?
横地さん:移住した私を暖かく受け入れ応援してくれています。
まずは誰よりも市民近隣の人にSUPに乗って、
水上からみた潮来を見てほしいと思っているので、元気よく挨拶しますが、
見慣れぬSUPにも陸から返してくれます。
また私自身も、伝統的なろ舟や観光船、ジェットスキー、カヌーなど
水辺事業の諸先輩を尊敬していますし、一緒に街を面白くしたいと思っています。
市も水路日本一の一体的なまちづくりを目指しており、
プレイヤーとして応援してくれています。
やしろ本部長:横地さんのように、地域に関わっていきたい、
地域の特長をいかして、何かをはじめたいという方は沢山いらっしゃると思います。
そうした方にメッセージをお願いします。
横地さん:まず1つは自分が楽しむ事です。
ないものよりもあるもので面白がることが大事で
社会課題の解決は重要ですが、その先の結果だと思います。
2つめは、何をするかより誰とやるかの方が強い力になると思っています。
今、私はチームメンバー3人やサポートしてくれる地域の先輩がいますが、
一緒になら行ける気がするという感覚は重要です。
なので、とりあえず外に出て仲間を一人でも見つければ、何かが始まると思います!
やしろ本部長:どんな環境の方にも刺さる言葉ですね。
浜崎秘書:ここで、茨城県からのお知らせです。
3月11日(土曜日)、有楽町にて「いばらき暮らしセミナー」を開催します。
東京から近いような、近くもないような茨城の全容を
市町村の個性あふれるおじさま担当者がぶっちゃけトークで
リアルな暮らしぶりや関わり方を紹介します。
茨城に興味がある方は、ぜひお越しください!
詳細は、いばらき移住定住ポータルサイト「Re:BARAKI」をご確認ください。
また、本日ご出演の横地さんの今後のイベント告知や体験会スケジュールは
「LocSUP」のHPよりご確認できますので是非ご覧ください。
やしろ本部長:横地さん、堀口さん、ありがとうございました!