秋田県
秋田での働き方♪継業という選択肢
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
高田秘書代理:今週も秋田県を特集していきます。
堀口さん、よろしくお願いします!
堀口:今週は秋田県仙北市にある農家民宿「茅葺の曲がり家 西の家」を営む
東風平 蒔人さんにお話を伺います。
昨年夏にTUIRNSで取材をさせていただいたのですが、
仙北市に移住されて秋田ならではの地域性をしっかり理解して
仕事も遊びも子育ても全部本気で堪能している方です。
秋田暮らしを謳歌している様子が聞けるんじゃないかと思います。
高田秘書代理:さっそく、お電話が繋がっているのでお呼びしましょう。
やしろ本部長:もしもし!
東風平さん:よろしくお願いします!
やしろ本部長:東風平さんは、どうして仙北市に移住されたんですか?
東風平さん:初めて秋田に来たのが2015年で4年間、大学で学んだのち、
もともと出身が沖縄なんですが、もう少し秋田に残りたいと思っていたところ
今の仕事を見つけて移住に至りました。
やしろ本部長:沖縄と秋田って全く違いますよね?
東風平さん:全く違いますね!
やしろ本部長:現在は“地域おこし協力隊”で活動されているということですが、
どんな活動をされているんですか?
東風平さん:大きく分けると観光に携わる仕事になります。
とはいえ有名どころではなく、あまり日の目を浴びてこなかった農家民宿や
まだ注目されていないけど秋田の魅力がたくさん詰まっている
場所や景色、施設にスポットを当てていく仕事をしています。
やしろ本部長:どのようなスポットの当て方なんですか?
東風平さん:まず、ずっとこの地域としてやってきたのが、
子供たちへの教育として秋田に来てもらいその魅力を知ってもらおうという取り組みで
いつか大人になった時に思い出してもらえたら良いなという種まき活動です。
また、四季の豊かさや日本の原風景に惹かれる外国の方がすごく多くて
そういった外国の方にも来てもらえるような施策を打つことで
逆輸入で日本人にも来てもらえたら良いなと考えています。
やしろ本部長:最近、その逆輸入パターン多いですよね!
堀口:農家民宿「茅葺の曲がり家 西の家」は大家さんから事業を受け継いで、
まさに“継業”だと思いますが、どのような経緯でそうなったんですか?
東風平さん:地域おこし協力隊として活動する中でお付き合いができました。
仙北市内には約35、6件の農家民宿があるのですが
コロナ禍で休業をしないとならないし、また今後のことを考えると年齢の問題もあり
廃業もやむなしと考えていた農家民宿がたくさんありました。
そんな中で茅葺の建物はやはり貴重ですし、何か出来ることがあればと思い
農家民宿「茅葺の曲がり家 西の家」を引き継ぐことになりました。
やしろ本部長:では最後に、秋田県への移住に興味ある方や、
東風平さんのような生き方をしたいと思った方もいらっしゃると思います。
そうした方にメッセージをお願いします。
東風平さん:秋田県は雪などで大変な面はありますが
自然と一体となって暮らすことが出来ます。
また人が本当に暖かくて、お金の有無に関わらずウェルカムな土地ですので
一つの選択肢としてぜひ考えていただければと思います。
やしろ本部長:東風平さん、ありがとうございました!
高田秘書代理:ここで、秋田県からのお知らせです。
2月12日(日)12:00〜16:30産業貿易センター浜松町館で
「“あきた”まるごとAターンフェア」が開催されます。
市町村、移住・就職相談、企業ブースなど、
100を超える沢山のブースが並ぶ、秋田県最大級の移住・就職フェアです。
今日ご出演頂いた、東風平さんのように事業を引き継ぐといった働き方に
関心がある方は「秋田県後継者人材バンク」のブースで
後継者不在の事業主と、新たに起業したいという方のマッチングを支援しています。
詳細は「“あきた”まるごとAターンフェア」で検索してください。
そして、秋田県からリスナー社員の皆さんにプレゼントがあります。
昨年デビューした秋田県のブランド米「サキホコレ」2合のお試しサイズを
6名様にプレゼントします!
スカロケメッセージフォームからご応募ください。
やしろ本部長:堀口さん、今日もありがとうございました!