秋田県
学力全国トップクラス!秋田県の教育環境とは?
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:先週に続き、秋田県を特集していきます。
堀口さん、よろしくお願いします。
堀口:先週は大館市に“嫁ターン”された奥村さんをご紹介しましたが
今週は旦那さんの出身地である鹿角市に“夫ターン”された方に話を伺います!
やしろ本部長:そんな言い方あるんですね!?
堀口:あるんですよ!
鹿角市はスカロケ移住推進部でも、過去にツアーを実施しました。
リスナー社員さんが番組に連絡をくれて、
鹿角市と移住推進部の企画がスタートしたのですが、
一緒に参加してくれた浜崎秘書はどうでしたか?
浜崎秘書:到着してすぐバーベキューからスタートして
“かづの牛”をいただきました!
また印象的だったのは「アルパス」というスポーツ施設で
スキー場のジャンプ台から景色をたくさん見ることができました!
やしろ本部長:いいですね!
浜崎秘書:今日はそんな秋田県鹿角市に移住された
海沼 望さんとお電話が繋がってます。
海沼さん:よろしくお願いします!
やしろ本部長:海沼さんは学校の先生ということですが、
どうして鹿角市に移住されたんですか?
海沼さん:鹿角の田舎具合がこれから一生住む場所として最高だなと思ったからです。
私は大阪出身なんですが結婚を機に引っ越し、横浜の学校で働いていました。
子育てしながら働いていましたが、時間や生活に追われて
この生活がずっと続くのかなぁと漠然とした不安がありました。
そこで具体的に考えたときに、
私の中で1番に浮かんだのが、夫の実家のある鹿角でした。
イメージを固めるために移住ツアーに参加して
仕事や子育て環境のことを、見学したりお話を伺ったりしました。
そこで先輩ママからの「小学校に入る一年前に来た方が子どもはスムーズに馴染めるよ」
というアドバイスを聞いて、時期目標を決めて移住するぞ!と
その言葉が最大の後押しになりました。
そして3年後、長女が年長の時に鹿角市に移住してきました。
やしろ本部長:このアドバイスは実際にその通りでしたか?
海沼さん:そうですね。こちらの環境に慣れ、友達もいる状態で
小学生になることができたのでスムーズだったと思います!
やしろ本部長:現在は、鹿角市でどんなことをされていますか?
海沼さん:平日は講師として中学校で働いています。
休みの日は庭いじりをしたり、家族で近くの広い公園でピクニックをしたり、
温泉に行ったり、これからはウィンタースポーツの割合も増えてきますね。
車で10分のところにスキー場があるので、
平日でも仕事終わりに娘たちを保育園や児童クラブへ迎えに行って
そのまま1時間ナイターで滑って温泉入って帰ってくるなんてこともできます。
都会にいた時よりも生活にはゆとりを感じています!
浜崎秘書:最高ですね!
やしろ本部長:大富豪の生活じゃないですか!羨まし過ぎて笑っちゃいましたよ!
堀口:ひとつ質問したいのですが、秋田県は学力全国トップクラスの
教育環境ということですが、先生の立場でどのように感じますか?
海沼さん:生徒たちは素直で真面目な子が多くて、家族や教員はもちろん
地域の方からも守られて愛されて育ってきたんだろうなぁと感じます。
学校でも大阪や横浜に比べて、ふるさとへの理解を深める体験的な活動が多いので、
地元が好きな子が多いなぁと感じています。
また学習面では、学校の先生たちが家庭学習を丁寧に見ているなぁと思います。
宿題以外に1日ノート1ページ以上の家庭学習を秋田県では実施しているんですが、
それを小学生からずっと続けているので、
学習の習慣、やり方を身につけている子が多いんだと思います。
その他にも、次の日の予定やその日の振り返りを書くノートがあるんですが、
毎日、担任の先生が見てメッセージを返すので、
生徒ともよくコミュニケーションがよくとれているなと感じています。
やしろ本部長:では最後に鹿角市に興味をもった方や、
教育というテーマでいろいろ考えている親御さんもいらっしゃると思いますので
そうした方にメッセージをお願いします。
海沼さん:私が鹿角市に移住してきて良かったことは、
美味しい空気やご飯、綺麗な景色はもちろんですが、
家族の時間が増えたことが一番だと思っています。
心に余裕をもって生活できるようになりました。
そして、子どもに家族のようにも接してくれる地域の方や
親身になってくれる学校の先生の存在はとても心強いです。
移住はこれからの人生の大きな選択だと思いますので、
できる限り足を運び、そこの良い面も悪い面も見て、
移住後の生活をイメージしてから移るのがいいのかなぁと思います。
ご自身とご家族にとってワクワクする選択をすることが大切なのではないかと思います。
やしろ本部長:素敵なお言葉ありがとうございます。
海沼さんお忙しい中、ありがとうございました!
浜崎秘書:ここで、秋田県からのお知らせです。
1月20日(金)午後5時から、
東京駅八重洲中央口近くの「移住・交流情報ガーデン」で
「“あきた”まるごとAターンフェア“ミニ”」を開催します。
秋田での暮らしや仕事に関心がある方、どなたでも参加OKの相談会です。
移住、就職の相談員はもちろん、秋田で子育て中の先輩移住者や
秋田の物件探しのスペシャリストといった、多彩なメンバーが
アットホームな雰囲気でお待ちしています。
仕事帰りなどお気軽にお立ち寄りください。
詳細は、秋田県移住ポータルサイト「秋田暮らしはじめの一歩」で検索してください。
堀口:テレワーク移住などが増えている中で
自分のライフスタイル、これからの働き方や暮らし方にあった移住があるので、
ぜひ参加して、自分では気付かない視点でのヒントを得ていただければと思います。
やしろ本部長:堀口さん、今日もありがとうございました!