福島県
ふくしま12現地体験イベント レポート♪
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は“福島12市町村”についてお話頂きます。
堀口:移住推進部で以前にもご紹介しましたが、
改めて、福島12市町村とは東日本大震災の影響により発生した
福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった
田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、
川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯館村を指します。
今回は12月11日(日)に開催された第一回「ふくしま12現地体験イベント」に
私、堀口も参加してきたので、その様子をお届けします。
このイベントは川内村、田村市を舞台に開催され
川内村にある「かわうちワイナリー」の見学、
田村町にある「よりあい処 華」での昼食、
そこで先輩移住者との交流会やワークショップ行いました。
浜崎秘書:今日はこのイベントにも参加された、
一般社団法人「とみおかプラス」移住相談担当の辺見珠美さんと
お電話がつながっています!もしもし!
辺見さん:よろしくお願いします。
やしろ本部長:12月11日のイベントはどうでしたか?
辺見さん:餅つきもあり、郷土料理も食べられて
移住してきた方々が作ったブルーベリーやハーブを使ったワークショップなど、
和気藹々と行いつつも、皆さん熱心に話を聞かれていて、
移住に対する考えが具体的になったという雰囲気を感じました。
やしろ本部長:イベント大成功ってことですね!
辺見さん:満足していただけたなら良かったなと思います!
やしろ本部長:堀口さんは実際に参加してみて、どうでしたか?
堀口:震災から12年目を迎えますが、帰還してこられた方と移住してきた方が
一緒に助け合ってこの地域を盛り上げていて、
信頼関係が前提のコミュニティを作ってきているので
移住者がチャレンジしていることに対して地域の方が
しっかりと評価し、応援してくれているのが伝わってきました。
また各市町村の担当者が全員参加されていたんですが、
美辞麗句なんて言わないんですよ!
冬の厳しさも含め、しっかりリアリティを伝えてくれて嘘がない交流の場だったからこそ
満足度の高いイベントになったと感じています。
やしろ本部長:福島12市町村、現地を知る機会を多くの方々に体験していただく場として
第二回のイベントもあるということですが、どんな内容ですか?
辺見さん:第二回は南相馬市の小高区を舞台にしたイベントです。
小高区は今、新しい施設や店が誕生していて多くの移住者が起業し、
新しいまちを住民とともに支え始めている地域なんです。
小高区のまちを歩いて、その現状を感じてもらい移住者やUターンの方が
いかに活躍しているかを見てもらおうというイベントになっています。
まちで実際に活躍されているゲストの方との座談会や、
飯館村に移住して「工房マートル」を主催する移住者の大槻さんと
キャンドル制作のワークショップも行います。
やしろ本部長:実際に移住した方の生活や活躍をみて
さらには体験も出来るということですね!
では最後に、福島12市町村に興味をもった方や、
イベントに参加したいという方にメッセージをお願いします。
辺見さん:福島12市町村は新しい仲間を作って
ゼロからのまちづくりにチャレンジしてみたい!新しいことをはじめたい!
という方を求めているので、心機一転やってみたい方にぜひオススメしたいです!
やしろ本部長:震災で多くの方が大変な思いをされましたが
だからこそ、新しいことを始めてみようという運びになって
そこには大きなチャンスや人生を変えてくれるようなきっかけや出会いがあるかもしれませんので
興味を持った方はぜひチェックしていただければと思います。
辺見さん、ありがとうございました!
浜崎秘書:ここで、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構
ふくしま12市町村移住センターからのお知らせです。
先程、辺見さんからもご紹介いただきましたが
2月11日(土)第二回「ふくしま12現地体験イベント〜充実の起業サポートがある地域で、“やりたいこと”を始めよう!」が開催されます。
第二回は「起業」をテーマに震災後、南相馬市小高区に移住して始められた
醸造所やコワーキングスペースを訪ねたり、
先輩移住者とのワークショップや座談会、個別相談を行います。
往復交通費や食事代、ワークショップの費用などを含んで
参加費は5,000円(税込)です。
申込・詳細は「未来 ワーク ふくしま」のホームページでご確認ください。
そして、堀口部長から「かわうちワイナリー」のワインを
リスナー社員さんに抽選で1名様にプレゼントです。
スカロケのメッセージフォームからご応募ください。
なお、当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
堀口:スッキリして美味しい2種類の白ワインをご用意させていただきました!
このワインは地域おこし協力隊の方が関わられているのですが
「かわうちワイナリー」さんは来年度の地域おこし協力隊で2名募集するので
ワイン好き、ワイン作りに興味ある方はぜひチェックしていただきたいと思います。
やしろ本部長:堀口さん、今週もありがとうございました。