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スカロケ移住推進部 議事録ブログ

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2022.11.03
福島12市町村

“福島12市町村”で、あなたがファーストペンギンに♪

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Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。

お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。

浜崎秘書:今日は“福島12市町村”についてご紹介いただきます。

堀口:福島12市町村とは、
東日本大震災の発生で地震・津波に加えて原発事故の影響により、
様々な被害を受け、避難指示等の対象となった、
田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、
川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯館村を指します。

これらの地域の特徴としては浜通りの海に接しているエリアは
夏は海からの涼風が吹き、冬も比較的温暖です。
また内陸部の阿武隈山地はその逆で寒暖差を利用して農林業等が盛んです。

今ではそれぞれの場所で特色ある地域再生への挑戦があり、
多様な仕事や働き方が生まれています。 

浜崎秘書:今日は“福島12市町村”について
一般社団法人「とみおかプラス」移住相談担当の辺見珠美さんにお話を伺います。

辺見さん:よろしくお願いします!

やしろ本部長:よろしくお願いします。
さっそくいろいろお伺いしていくんですが
まずは福島12市町村の現状を教えて下さい。

辺見さん:現状としては、住民の希望者がほぼ帰還した地域から、
双葉町のようにこれから住民が少しずつ帰還していくような地域もあります。

多様な地域が集まっているのですが、
地域に根ざして新しいコトづくりに取り組む方々が少しずつ増えている中で
ふくしま12市町村の有効求人倍率は全国に比べても高い状況が続いています。

人手不足ということもありますが、仕事を探すことに関しては選択肢が多く
いま最もチャレンジングな地域になっています。
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やしろ本部長:福島12市町村はどんなことに力をいれていますか?

辺見さん:一度は誰もいなくなった大きな打撃のあったエリアだからこそ
余白があるのでチャレンジができて、
自分がファーストペンギンになれるチャンスがあります。

そして、移住者に沢山きてもらおうとエリア全体で取り組んでおり、
12月11日(日)に第一回「ふくしま12現地体験イベント」を開催します。

「食・農から見つけよう!これからの私」をテーマに
移住者2名がぶどう栽培からワインの醸造にかかわっている
川内村の川内ワイナリーを見学して、
現地の方、先輩移住者との交流会を予定しています。

さらにおばあちゃんちに帰った感覚になる古民家レストランで行われる
ワークショップ等での共同体験を通して関係性を密にして
セミナーやツアーとは違う少人数参加者でのコミュニケーションで
移住後の生活をリアルに感じてもらえるイベントも予定しています。

私も堀口さんも現地で参加します!
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堀口:そうなんです!私も現地で参加します。
福島12市町村はいま最もチャレンジができるエリアの一つというお話がありましたが
実は辺見さんも東京出身で、この地域への移住者なんです。

やしろ本部長:そうなんですね!

堀口:ワイナリーのある川内村に住まれていたこともあり、
今は富岡町の在住で移住者への支援員をされています。
そこで移住の先輩として辺見さんの話もお聞かせください。

辺見さん:もともと大学で原子力や放射線の勉強をしていて
震災が起きて、ボランティア活動などをきっかけに福島に来たのですが
その時、東京にいては分からないことがたくさんあると感じました。

私のように震災後、移住を決意した方は結構いて
例えば、川内村の蕎麦粉を使ったワッフル屋さんをやっている方や
子育て環境を充実させたいと富岡町で子ども食堂をされている方など
いろんな活動をされている方がいます。

やしろ本部長:では最後に、何かをはじめたい、
またふくしま12市町村のエリアに興味をもった方にメッセージをお願いします。
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辺見さん:私の経験ですが、移住は縁とタイミングなので
この番組をきっかけにぜひ来てもらえれば嬉しいなと思います!

福島12市町村への移住者には最大200万円の補助金もあり
移住者へのチャレンジを応援している状況です。

また、移住検討段階から使える交通費補助や、起業する人向けの起業支援金、
「住まい支援」「子育て支援」「くらし支援」「しごと支援」など、
移住に関する様々な支援制度も用意されています。

やしろ本部長:興味を持った方はぜひ調べていただければと思います。

浜崎秘書:ここで、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構
ふくしま12市町村移住センターからのお知らせです。
     
先程、辺見さんからもご紹介頂きましたが
12月11日(日)第一回「ふくしま12現地体験イベント」を開催。

第一回は「食・農から見つけよう!これからの私」をテーマに、
川内村のワイナリーを見学、地元の美味しいものを食べながら、
田村市でワークショップや座談会、個別相談など、
往復交通費や食事代、ワークショップの費用などを含んで
参加費5,000円(税込)です。

申込・詳細は「未来 ワーク ふくしま」のホームページでご確認ください。

やしろ本部長:堀口さん、辺見さん、ありがとうございました!
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