熊本県
エネルギーが溢れる町!熊本県宇城市小川町
Uターン、Iターン、Jターンなど、
今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:堀口さん、今週は?
堀口:先週に引き続き、熊本県をご紹介します!
今日、ご紹介するのは宇城市ですが、
築100年を超える古民家が並ぶ小川町商店街の一角に、
「那須商店」という明治建築の古民家を改装した場所があります。
一万冊以上の古本に囲まれたカフェや、
コワーキングスペースも併設されている素敵な場所ですが
この地域は震災の影響で建物が半壊するなどの大きな被害がありました。
しかし、「那須商店」のオーナーさんがこの場所を
地域のコミュニティのため、あえて壊さずに回収して残されています。
そして、今ここに若い人たちを始めとした
地域の人たちが集まり、新しい動きが生まれています。
浜崎さんも実際に行かれましたが、どんな印象を持ちましたか?
浜崎秘書:私も10月に行きましたが、もの凄く歴史のある街で
「那須商店」のオーナーである那須さんは70代の方なんですが、
とても元気でその方のお話を聞きにUターンされた方や移住された方が集まってきて、
私もカフェでコーヒーを淹れてもらってたくさんお話を伺いました!
夢を持った若い人が集まって、町のエネルギーを凄く感じました!
やしろ本部長:なるほどね!
浜崎秘書:今日は熊本県宇城市に移住された、川村侑未さんとお電話がつながっています。
それではさっそくお話しを伺っていきましょう!
やしろ本部長:川村さん、今日はよろしくお願いします。
川村さん:よろしくお願いします!
やしろ本部長:川村さんが熊本に移住されたきっかけはなんですか?
川村さん:元々、東京で約6年出版系の会社に勤めていましたが、
その仕事をやめて、昨年6月からフリーランスで翻訳などの仕事をしながら
1年ほど海外10カ国をバックパックしたり、車で日本一周をしていました。
その時に小川町にある「那須商店」に2回ほど宿泊したのですが、
古い歴史のある街並みや、那須さんをはじめ、地域の人たちが素敵でとても心に残りました。
また今年の4月から海外に行こうと思っていたのですが、
コロナで渡航の目処も立たなくなったので、
楽しかった思い出のある小川町で仕事をしながら
ゲストハウスをしたいと思ったのが移住のきっかけです。
やしろ本部長:それだけ小川町が素敵な場所だという事ですね!
川村さん:近くに有名な観光地はあるわけではないのですが、
私もエネルギーを感じて、引き寄せられました!
やしろ本部長:今はどのようなことに取り組まれているんですか?
川村さん:「那須商店」の隣にある築約120年の「塩屋」という
登録有形文化財にも登録されている町家を拠点に
地域の活動をしている若手メンバー3人と一緒に
そこを使ってさらに地域を盛り上げていく方法を相談してます。
あとは、去年8月から小川町で住んでいる家を
DIYでゲストハウスに改装していて、来月にオープン予定です。
コロナでリモートワークも進んでいるので、
長く滞在してもらい、小川町の魅力を伝えていければと思っています。
浜崎秘書:ゲストハウス、すごく素敵でした!
やしろ本部長:お店の名前はなんていうんですか?
川村さん:元々この家が「イズミヤ」という名前で食堂をやっていたようなので
地域にも馴染みのある、その名前を残して「イズミヤ」にしました!
やしろ本部長:では、最後に移住を考えている、
または興味がある方にメッセージをお願いします。
川村さん:どんな地域にもいい所があり、地域の人が見逃している魅力があるはずなので
いろんな場所に行って自分に合った地域を見つけていただければと思います。
今後、小川町にもいろんな人に遊びに来て欲しいので、よろしくお願いします!
やしろ本部長:川村さん、ありがとうございました!
川村さん:ありがとうございました!
浜崎秘書:ここで、熊本県からのお知らせです!
先週、先々週にも開催された「くまもと移住大作戦」の様子は、
動画アーカイブが特設サイトに公開されています。
特設サイトは「くまもと移住大作戦」で検索してください。
また、今回の熊本取材の模様は12月19日発売のTURNSでもレポートしていますのでそちらもチェックしてください!
私のインスタグラムにも取材の様子をアップしています!
やしろ本部長:堀口さん、今週もありがとうございました!