福島県
移住先としての福島県
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、移住を考えている方が増えていますが
この時間は”地方移住”についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌
「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は「移住先としての福島県」についてご紹介していただくのですが、
ここでゲストの方に来て頂いています。
福島県企画調整部・地域振興課・主事の中根佑太さんです。
よろしくお願いします。
中根さん:よろしくお願いします。
浜崎秘書:今日は中根さんに福島県について色々とお伺いしていきます。
やしろ本部長:まず、福島県の移住施策で力を入れているのはどんな事でしょうか?
中根さん:今までの移住施策に加え、
今年度からはテレワークや副業などをきっかけにした移住促進にも取り組んでいます。
やしろ本部長:僕ももし東京を離れ、移住したら
会社を作ろうかなと最近は思っているのですが、
福島県はテレワークについて、具体的にはどのような事をされているのでしょうか?
中根さん:新型コロナウイルス感染症の影響で、
テレワークで仕事を続けたまま移住するという考え方が広まってきています。
とはいえ、いきなり移住はハードルが高いだろうと思い、
福島県では県外在住の方が県内でテレワークを体験する際の
交通費や宿泊費、レンタカー代などを支援する助成制度を創設しました。
やしろ本部長:移住を決める前にテレワークを体験することができるんですね!
そして、交通費や宿泊費、レンタカー代まで支援してくれるって…
これ、すごい制度ですね!
中根さん:この制度ですが、福島県の本気度を知っていただくため、
かなり手厚い内容となっており、3つのアピールポイントがあります。
一つ目は「最大30万円の支給」、
二つ目は「1泊2日からの利用可能」、
三つ目は「ワーケーションでも利用可能」です。
他自治体でも似たような補助金が出てきていますが、
福島県の補助金が最も手厚く、柔軟だと自負しています。
やしろ本部長:そういう動きが全国的に広がっている中でも、
福島県が一番手厚いんですね!
堀口:手厚いですね!
中根さん:実は9月4日に小泉環境大臣が
福島県の磐梯国立公園でワーケーションをしたんですよ!
福島県と環境省との復興に向けた連携協力協定の中でワーケーションの促進も謳っており、
福島県はワーケーションの聖地を目指して頑張っているところです。
やしろ本部長:他にはどのようなことがありますか?
中根さん:その他には、今年度から副業などをきっかけとした
福島県との関係づくりにも力をいれており、
福島県内の企業の副業募集案件を紹介している
「福島県人材マッチングサイト」を開設しました。
県庁でも移住施策に関するアドバイザーとして副業人材の受入をしています。
お役所が副業人材を受け入れるなんて、
イメージが湧かず驚かれる方もいるかと思いますが、
それほど福島県では副業に力をいれています。
この「福島県人材マッチングサイト」では、
福島県に根差した副業がたくさん紹介されていますので、
首都圏にいながら地方と関わってみたいという方は、ぜひ検索してみてください!
やしろ本部長:紹介されている副業の数は結構あるんですか?
中根さん:多種多様な案件があり、色んな方がチャレンジできますし、
またコロナ禍に対応した副業案件も紹介されています。
やしろ本部長: 選択肢が広いということですから、
興味のある方はぜひ検索してみてください!
堀口さんから何か質問はありますか?
堀口:この「福島県人材マッチングサイト」には
現在どれくらいの方が登録されているんですか?
中根さん:今、250名以上の申し込みがあります。
堀口:本当に注目されていますよね!
今、リモートワークが進んできて都市部の企業でも
副業を認めている企業が増えてきている中、
なかなか踏み出せない方にとって
このサイトが第一歩を踏み出すヒントになるのではないかと思います!
やしろ本部長:県が紹介してくれる副業って安心ですよね。
堀口:確かにそうですね(笑)
やしろ本部長:では最後に、移住を考えている、
または興味がある方にメッセージをお願いします。
中根さん:今日、紹介した制度について、
また福島県に興味がある方は「福島県地域振興課」で検索していただけると
ご紹介した制度が載っているので、興味がある方はぜひご覧ください。
浜崎秘書:ここで、福島県からのお知らせです。
11月1日から29日まで「福島くらし&しごとフェア2020」を開催します。
こちら、福島県最大の移住イベントで、
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインで開催します。
ゲストをお迎えして、地方転職の心得や仕事について、
地域ならではの暮らしについてのトークセッションや
市町村による、オンライン個別相談、子育てやテレワークなどが行われます。
ぜひ、ご参加ください。
やしろ本部長: 本日はゲストの中根さん、そして堀口さん、ありがとうございました!