その他
地域に就職して、好きな地域に住む。
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますが
この時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は「地域の仕事」についてお話し頂きます。堀口さん、よろしくお願いします。
堀口:よろしくお願いします。堀口:これまで、地域で活躍する人を通して地域の魅力を発信してきましたけれども、改めて「地域の仕事」について整理してみたいと思っています。
まず、選択肢のひとつとして会社員として働くという選択肢がありますよね。自分が好きになった地域にある企業に就職したり、転職したり。更には他の仕事をやりながら副業をする、パラレルワークというのが地方でやる方がどんどん増えてますけれども、好きな事をメインの仕事とは別にやっていく。遊び仕事という言い方をする人もいます。
本部長:遊び仕事、良いですね。
堀口:好きなことをやって副収入を得る。そして、ライフスタイルや趣味に合わせて働くという働き方もあると思います。例えば、サーフィンが好きな人であれば波が近いところにオフィスを構えたりとか。
サテライトオフィスやサテライトデスクなど、机だけ置いて仕事をしたり。徳島県美波町なんかは有名ですね。
他にも、サブスクリプションと言って定額でのサービスを受けられる時代なので、月額4万円から全国の空き家住み放題というサービスもあります。
全国に空き家がいっぱいあるじゃないですか。そういうところを利用して好きなところに行って仕事ができるようなやり方が今はできるんですね。
本部長:面白い!
堀口:そして、度々このコーナーでも紹介しています「地域おこし協力隊」。
改めて説明すると、総務省の制度を使って最長3年間、地域に貢献して任期後に起業したり、その地域の企業に就職したりという選択肢もあります。
それと、純粋に起業するという選択ですね。これまでご自身がやってきたスキルを使って起業したり、地域資源を使って新しいビジネスをやると。
以前紹介したことがあるんですけど、山口県にある半島に「向津具(むかつく)半島」という面白い名前のところがあるんです。
本部長:お酒をいただきましたよね。
堀口:はい、そうです。「純米大吟醸 むかつく」を作ったりしています。そんな風に地域資源を使って何か起業をする選択肢もあります。
ここまではお話した内容というのは、結構な覚悟とか勇気をもって選ばなきゃいけない選択肢だと思うんです。
ただやっぱりこれからの時代、地域での働き方はもっともっと多様化してきているので、他にもありますよということをお伝えしたいです。
例えば、いろんな拠点で仕事ができるということですね。企業に属しながら会社を辞めなくても、週の半分は他の地方に拠点を構えて別の仕事をやらせてもらう選択肢もあります。
本部長:これ、僕やってみたいんですよね。
堀口:実際に会社を説得して、会社の理解を求めてやっている方がどんどん増えてきているんですね。そういうことを積極的にやってる会社も増えています。
それと、ライフステージに合わせて選べる仕事というのもあるんです。例えば、子育て中の女性が働きやすい時間帯で、その時間に仕事ができる会社に属すっていう選択肢もあると思います。
いろんな地域のコミュニティの中で働く選択肢というのを提供してる会社も結構あるんです。
例えば、生命保険の保険レディーとかと呼ばれいている方々もそうですよね。宅配会社とか宅食サービスの方々なんかもそういう選択ができるかと思います。
イメージとしてわかりやすいのは、全国で活躍されてるヤクルトレディの方。ヤクルトレディさんは全国でどこに行ってもいらっしゃって、知らない方はいないんじゃないかなと思います。
ヤクルトレディさんなんかも、子育てをしている女性だったり、時間を自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるやり方の一つじゃないかなと思います。
本部長:何時から何時までって決まっている人もいるかもしれないんですけど、それも調節が出来るということなんですか?
堀口:時間帯も事業所によって色々あると思うんですけど、様々な支援があるんです。
本部長:どういった支援があるんですか?
堀口:子供を預けられたりとかですね。東京だと子供を預けるって考えただけでも制約があって大変だと思うんですけど、そういうことに対して会社として準備している環境もあったりと、様々な支援が充実しています。
来週の放送は、ヤクルトレディのお仕事を特集します♪
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