人口が増え続けるまち　福岡市

Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますが
この時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS（ターンズ）」プロデューサーの堀口正裕さんです。

■福岡市の魅力

浜崎秘書：今週は「移住先としての福岡市」を紹介して頂きます。よろしくお願いします。



堀口：よろしくお願いします。



浜崎秘書：まずは、リスナーさんからのメッセージがあるそうですが…？

堀口：はい、こちら先日、FM福岡の人気番組「SUPER RADIO MONSTER ラジ☆ゴン」で、福岡市内外の福岡県の地元の方が肌で感じる“福岡市の魅力”について、リスナーさんにアンケートでたずねたところ、寄せられたメッセージがあるのでご紹介させて頂きます。

福岡市　東区在住　30代　男性
「人生のほとんどを福岡市民として生きてきた僕にとっては、
その適度なコンパクトさが魅力かなぁ。
高校まで福岡市の端のほうに済んでいましたが、福岡市の中心地・天神まで
自転車で出てこられてました。なのに端のほうはそこそこ田舎なので、
時期によっては蛍が当たり前に飛んでいたし、田んぼにみずがはってあれば、様々な水生生物を観察出来ます。」

福岡市　西区在住　40代　女性　
「本当に福岡は住みやすくて、子育てしやすくて、
何より、食べ物が安くて新鮮でおいしい！海も山も街も近い！！
私、東京に住んでいるときに、北海道出身の主人と出会い、結婚したんです。
でも子どもが出来て、やっぱり福岡に帰って福岡で子どもを育てたい！
と思うようになりました。
それから、主人に、福岡の企業にも同業種あるよ！！いいところだよ！と
アピールし続け、転職活動を応援し、２年ほどかかりましたが、
見事、仕事の条件をクリアしてＵターン出来たんです。
今では念願のマイホームを構え、毎日楽しく過ごしています。」

福岡市　早乙女区　30代　男性
「福岡に越してきて10年目になりますが、最初に驚いたのはごみ捨てです
朝、マンションのごみ捨て場に持っていくとゴミがない！
もう持っていかれたのかと思って聞くと夜に回収と言うではありませんか！
これは初めてでした
多少帰りが遅くなってもゴミだしできるのはここだけです。」


堀口：リスナーさんからたくさんのメッセージをいただいて、実際の市民や移住者の声がこんなに届くというのは説得力があると思うんですよね。
私の知人も、転勤して福岡に行って「帰りたくない」と言って家を買った方がいますけど。
そのあと、すぐに東京に飛ばされていましたけどね（笑）。

本部長：言わないであげてください、家を買ったまで…で、良いじゃないですか（笑）。
夜のゴミの回収はすごいですね。


堀口：夜にゴミを残さないのは、防犯、防災に良いと言われていますよね。

本部長：手元の資料では、30代の女性の方は「ほどよく田舎、ほどよく都会」ということですし、40代の男性は「食べ物が美味しくてハズレのお店に出会ったことがない」と。

浜崎秘書：福岡は美味しい！


本部長：すごいことだなと思いますね。

浜崎秘書：実際に、福岡市の魅力、住みやすさ、暮らしやすさはどうなんでしょうか？

堀口：いろいろ面白いデータが出ているんですけど、福岡市は、日本一、日本初が沢山あります。
女性1万人あたりのエステティックサロンの数が日本一、人口10万人あたりのもつ鍋店が日本一、タラコの購入量、支出金額、明太子店の数が日本一です。

本部長：だいぶ局地的ですよね（笑）。


堀口：地下鉄車両の床面に、車椅子とベビーカーの優先スペース表示は全国で初めてされたんですね。
実際に住む、働くという視点でお話しをしますと、小学校の防犯対策が徹底しています。
パトロールとか見守りとか、危険エリアの点検を徹底されていて、昨年秋頃からIoTを使った、小学生の見守りが始まっていて、いずれ全国で採用されます。
あとは10万人あたりの大学、短大、高専、専修学校の数が全国で一位、福岡だったら何にでもチャレンジできる、そんな可能性があります。
他には旅行がしやすいと言われていまして、国内航路路線370便が28都市に出ているんですけど、東京にも田舎にも行きやすいんです。国外の航空路線が800便も出ていまして、海外23都市に出ていて気軽に海外旅行にも行けます。


本部長：そんなに出ているんですか！

堀口：福岡市のデータサイトの「Fukuoka Facts」というのがあるんですけど、ここにいろんなデータが出ていまして、福岡市の100名のうち97名が福岡が好きだと言っています。
それと、6年連続で50社以上の企業が、企業誘致を決めているという事実からも、ビジネスマンが選ぶナンバーワンの都市ということが言えると思います。
市民にとっても、企業にとっても心地よい場所ということですね。

本部長：なるほど。

堀口：こういうデータがありますけど、まだまだ福岡は成長し続けていまして。
天神ビッグバンという言葉を聞いたことがあるかもしれないんですけど、国家戦略特区というのがあって、ビルの容積とか、いろいろな制限を緩和して、今後10年間30棟のビルの建て替えを進めています。
雇用を増やして経済効果を1年間で8500億円増を目指すという、可能性のある未来都市になろうとしている、
成長とチャレンジを続ける街なんですね。


本部長：渋谷の開発について聞いていると、IT系の企業が入ってくるオフィスが足りないから、ビルを上に高くして、という話を聞いて“なるほどな〜”なんて思いましたけど。やっぱ上に伸びていくんですね。

堀口：そうですね、容積を広げて雇用をどんどん増やしていく…だから、仕事もあるということですね。

本部長：あとは、中洲も活気があって好きな場所ですね。
福岡、素敵ですね。


写真提供　福岡市