和歌山県
みんなでマグピク!? ゲストハウス・カフェバー「Why Kumano」
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますがこの時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:先週に引き続き、和歌山県滞在記2日目の様子をお届けします。
堀口さんよろしくお願いします。
堀口:よろしくお願いします。
浜崎秘書:2日目はマグロの街・勝浦漁港や丸正酢醸造元・藤野醤油など、歴史のある場所を見学させて頂いたのですが、なんといっても一番印象的だったのは、マグピクです!
棚田を見下ろす場所までピクニックをして、無人販売所で買ったマグロを食べる体験は初めての体験をさせていただきました。
実は、今回の視察で宿泊したゲストハウス「why kumano」を運営している後呂孝哉さんとお電話が繋がっています!
本部長:後呂さん、よろしくお願いします!
後呂:よろしくお願いします。
本部長:まずは、後呂さんが移住したきっかけを教えてください。
後呂:私は和歌山の新宮市が出身でして、移住というよりはUターンなんです。
熊野は和歌山県南部と三重県南部をまたぐ地域なんですけど、そこをもっと世界に広めたいなという思い、あとは衰退していく熊野を“何とかしたい”という思いからUターンしました。
本部長:改めて、熊野の魅力を後呂さんから少し教えてください。
後呂:熊野の魅力は、熊野古道など世界遺産を含めた観光だったり、自然豊かな恵みでできた食べ物はあるんですけど。“この地域をもっと良くしていこう”と思う、魅力的な人がたくさんいることかなと思います。
本部長:今やっている、後呂さんのお仕事は何なのでしょうか?
後呂:「Why Kumano」という、世界中から旅行者を受け入れるゲストハウスだったり、カフェバーの運営をしています。
本部長:そのゲストハウスには、実際に世界中から人が来てたりもするんですか?
後呂:オープンして2ヶ月ぐらいなんですけど、30カ国以上の方は来ていただいていると思います。
本部長:すごい! 賑わっていますね。
後呂:地元の方もカフェバーとして遊びに来るので、地元の方と宿泊している外国人が仲良くなったり、そんなことも起こっています。
本部長:それが一番いいですよね。
後呂:そうですね、狙っていたところもあるんですけど、面白いです。
本部長:後呂さん、狙い通りですな!(笑)
後呂:狙い通りですな(笑)。
本部長:外国の方だけが来てて、地元の人との交流がないってそれはまた寂しいし、地元の人も怖いところだと思ってしまうかもしれないですけど。
そこがちゃんと溶け合っているんですね、外国の方に熊野の良さが伝わっている実感はありますか?
後呂:宿の口コミやチェックアウトする時に書く紙などに、それぞれ「僕らの熊野とは」みたいな、そんな答えを書いていってくれるんですね。
「Why Kumano」に泊まって、自分の熊野の答えを書いていってくれる、まぁ狙い通りですな(笑)。
本部長:狙い通りですな(笑)ということで、ありがとうございました!