愛媛県
神の名を持つ県、愛媛の魅力をご紹介!
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますがこの時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
浜崎秘書:今週は「移住先としての愛媛県」を紹介して頂きます。
なじみのない方のためにも、“愛媛県とはどういう所なのか?”堀口さんにお話しを伺いたいと思います。
堀口:愛媛の名前の由来からご紹介したいと思いますが、「愛(あい)」の「媛(ひめ)」と書きますけども。
本部長:もう素敵ですね。
堀口:古事記の「国産み」という神話によると、日本は淡路島が最初にできてその後にできたのが四国なんですね。
そこで誕生した女神様が「愛比売(えひめ)」という名前なんです。神話の中の神様の名前を県名にしているのは愛媛県だけなんですね。
本部長:そうなんですね。
堀口:女性に優しい県とか、女性を応援している県とも言われています。
実際に女性の「ストレスオフ県ランキング」というのがあるんですが、2年連続1位に輝いているんです。
本部長:2年連続1位はすごいですね!
堀口:それと「ニッポン美肌県グランプリ」で、第5位を獲得しているんです。
本部長:僕は名前って大事だと思うんですけど、僕は神田神保町「神」が2つもついているということで、引っ越して住んでいるんですけど。
「愛(あい)」の「媛(ひめ)」と、神様の名前が付いていてこの時点で素晴らしいですね。
堀口:そうですね。あと、自然が豊かというのは言うまでもないですね、海と山の恩恵があって、瀬戸内海の美しい島々を望める「しまなみ海道」は有名ですけど、サイクリストに人気の場所ですね。
場所によってはサンゴも見られるんですよ。
本部長:四国まで行くと海も暖かいんですね。
堀口:そうですね。暖かいんですけど、西日本で一番高い石鎚山という山があって。四国山地の山間部で積雪もあって、スキーも楽しめるんですね。
本部長:高い山があってそこの雪解け水とかはね、すべての栄養が川から海へ、そこに多くの生き物が住んで……こういう暖かいところに雪が降るっていうのはすごいことなんですよ。
堀口:あと、暮らしという意味でいくと通勤時間が短いと言われていまして。松山市内では自転車通勤をしている方が多いんですね。
仕事時間が短かったりとか、余暇時間が長いとか、家賃が安い。有効求人倍率が1.63倍と高く、仕事があるんですよ。
本部長:高いですね。
堀口:東京へのアクセスも松山空港から飛行機で東京まで80分なんです。
本部長:え!? 近いな〜!
堀口:「愛顔の子育て応援事業」ということで、県内の紙関連企業のユニ・チャームさん、花王さんの協力を得て、第2子以降を対象に紙おむつ購入の際に利用できるクーポン券50,000円分が交付されます。
本部長:おお! すごい!
堀口:愛媛県で注目キーワードといえば、やはり松山市とみかんだと思うんですけど。
本部長:みかんですね。
堀口:松山市は「坊ちゃん」でも有名な道後温泉ですね、日本最古の温泉と言われています。
コンパクトシティと言われていて、都市と山と海が近く、都市型の生活を送りながら瀬戸内の美しい海を眺めて暮らすことができる場所で移住先としても大人気なんですね。
本部長:これからは、このコンパクトシティがすごく大事なことになりますよね。
堀口:それと、なんと言ってもみかんですね。中でも日本有数のみかん生産地として八幡浜市。
ここが、海に面した段々畑で生産されるグランドみかんというのがあって、日の丸みかん、真穴みかん、川上みかんなどのブランドみかんが有名なんですね。
本部長:うんうん。
堀口:来年5月にはマーマレード世界大会という、世界40カ国、3千個のマーマレードが出品される大会があるんですね。
このように、地域によっていろんな生活とかレジャーが楽しめる、そういう魅力的な県なんですね。